ヘッドスピード38m/s前後だった私が、この2年で46m/sに上げるまでにやってきたこと ゴルフ練習の記録
最近5回のラウンドのアベレージは83.2、最近10回のアベレージは84.0、最近20回のアベレージは85.2、2020年のアベレージは83.9、GDOスコア管理アプリのGDOハンディキャップは11.3です。
最近では、一時期試合に出たりして、(試合の日はティーもピンポジションも難しくなることもあり)平均スコアが落ちていた時期がありました。
しかしその後は、沖縄も気候が穏やかになってきて、冬のような強風・下が超硬い・グリーンも超早い、といったコンディションの日もあまり無くなってきたこともあり、多少平均スコアが改善傾向です。
以下が最近10回のラウンドでの1ラウンド平均でのショット別SGです。
前回の記事更新時と比べると、、、
・ドライバー ー1.52 → ー2.05
・アプローチ(パー4・パー5のティーショットを除く100y以上のショット) ーー3.12 → ー2.23
・ショートゲーム ー3.13 → ー2.30
・パッティング ー2.96 → ー2.03
ドライバー以外は改善傾向です。
最近また少しずつヘッドスピードが上がり、ドライバーの飛距離が伸びてきました。
最近の課題と対策としては、
・バックスイングで左足が早く浮きすぎて体が起き上がり、前傾が維持できず、骨盤が回せていない
→バックスイングでの両足と骨盤の動きを改善
・ヘッドが遠回りして降りてくる
→ダウン〜インパクトで体を思い切り早く回し、ヘッドが遅れて体の近くを通るイメージを出す
・インパクトで右足が浮き、両足で踏ん張れていない
→インパクトでの両足の動きを改善
という練習に取り組んでいたのですが、10日ほど上記を集中してやり込んで、少しずつ過去最高飛距離の球が出る回数が増えてきました。
具体的には、ユピテルスイングトレーナーの数値で
・ヘッドスピード46m/s
・レンジボール飛距離220Y以上(コースボール飛距離245Y以上くらいだと思います)
が出るようになってきました。
これを機に、2年くらい前までヘッドスピード38m/s前後だった私が、この2年で46m/sくらいまで上げるまでにやってきたことを順番に書いておこうと思います。
※ヘッドスピードと飛距離の関係、あるいはレンジボールとコースボールの飛距離の差については諸説あります。その上、個人差もかなりあると思います。以下の「飛距離」については、あくまで、私がコースでの実際の飛距離を測ったり、レンジとの差について調べたりした限りの推測値と認識ください。
ヘッドスピード38m/s、飛距離200Yくらいだった8年間
私がゴルフを始めたのは今から10年ちょっと前の26歳くらいの頃でした。
それから8年間くらいは仕事も忙しく、ラウンドも年に数回くらいしか行けない時期が続いていました。
当時のベストスコアは99。
ですが、同じくらいのスコアの人と比べても、圧倒的に飛ばない方だったと思います。
記憶では7番アイアンでナイスショットして120ヤードくらい、ドライバーは200ヤードくらいだったと思います。
この頃はヘッドスピードとボール初速を測るユピテルスイングトレーナーを持っていなかったのですが、ヘッドスピードは40m/sを超えないくらいだったと思います。
おそらく年齢で言うと70代男性くらいの飛距離、あるいは、まあまあ飛ぶ方の40代の女性くらいの飛距離だと思います。
当時の私としては、これは「技術がないから」「努力不足」ではなく、「力がないから」だと思っていました。
しかし今思うと(確かに力もないのですが)、ラウンド不足以上に練習不足で、ほとんど練習場にも行っていなかったので、経験不足、知識不足の面が大きかったと思います。
ちゃんと練習するようになり、ヘッドスピード40m/s、飛距離210Yくらいに
その後、2017年の末頃から、本格的にパープレーを目指して練習するようになります。
練習にも毎日のように行くようになっただけでなく、今思うとこれが非常に重要だったのですが、体験レッスンに片っ端から通い、教え上手なレッスンプロを見つけて通うようになっていました。
これにより、少しずつ飛距離も伸びるようになってきました。
この頃から、ユピテルスイングトレーナーを買って練習中は常に使うようにしていました。
当時はナイスショットでヘッドスピード41〜2m/sくらいでしたが、相変わらず40m/sもいかないことも多かったので、平均では40m/s前後だったと思います。
おそらくドライバーのナイスショットの飛距離で210Yくらい、7番アイアンのナイスショットで130Yくらいだったと思います。
引き続き、同い年くらいの人と回る中では私より飛ばない人はほとんどいないくらいの状況でしたが、ショットやパットは改善していたので、スコアは結構90台が出るようになっていました。
スイング改善を進めてヘッドスピード42m/sへ
その後、現在まで約2年くらいかけてスイングを改造してきました。
最初の半年くらいは、なかなかスイングを変えられず、ほとんど同じことを改善していました。
過去の練習記録記事を見たところ、主な改善点としては
・インパクトで左肘が引ける
→アームローテーションを練習して、右手が上から左手を追い越す動きを習得
・手で上げて、手で下ろしている
→肩や骨盤を回して、体や足を使って振る
・ダウンでタメがほどけている
→タメを作ってダウンスイングする
を繰り返しやっていました。
これも過去の記事を見ていると、最初の3ヶ月くらいはほとんど変化がなく、次の3ヶ月くらいで徐々に飛距離が伸び始め、その後、突然目立って飛距離が伸びた時期があったようです。
これによりヘッドスピードは42m/sくらいに、ナイスショットの飛距離は220Yくらい飛ぶようになりました。
これくらいだと、(もちろん飛ぶ方ではないのですが)30台〜40台で100前後で回るゴルフ友達と回った際には、そこまで目立って飛ばないということもなくなりました。
また、それまではドライバーのシャフトは、タイトリスト純正のSRのシャフトを使っていたのですが、これくらいになるとさすがに挙動が不安定になってきたので、スピーダーエボリューションⅢのSに差し替えました。
7番アイアンでも140Yくらい飛ぶので、セカンドで短いアイアンでグリーンを狙う機会もかなり増えました。
なお、この間に、ベストスコアは91から85まで伸び、80台が結構出るようになっていました。
飛距離が伸びるだけでも練習のモチベーションが上がるのに、それ以上にスコアが目立って伸びていたので、練習のやる気も非常に高かった覚えがあります。
さらに、継続改善でヘッドスピード44m/sへ
その後も、レッスンに通うようになってから約2年間、主にその時その時の癖を改善し続けてきました。
レッスンでの主な改善点としては、
・インパクト前後で腰ごと上体が周り、しかも左腰が上に上がる
→上体が腰を追い越し、左腰を上げずに右手が上にある状態のまま上半身を回す
・ダウンでシャフトが寝る
→ヘッドが上から最短で下りてくるための、左膝・左腰、左肩・左手の動きを使う
・テークバックがずれると大きく曲がる
→フック防止に上に上げる、スライス防止に後ろに上げる、こすり球防止にフェースを閉じながら上げる
・トップで起き上がりすぎる
→テークバックからトップにかけて、右股関節に体重が乗ることで前傾キープする動きを作る
というような対策をしました。
中でも、私の飛距離を大きく妨げていたのが「ダウンでシャフトが寝る」「トップで起き上がりすぎる」という2つの動きでした。
結局、この2つを改善した2019年12月頃から目に見えて飛距離が伸び始めました。
ドライバーではヘッドスピードは44m/sくらいになり、ナイスショットの時にはヘッドスピード46m/s、レンジボールの飛距離225Y(コースボールで240Y以上くらいと想定される)くらいの球が出るようになりました。
年齢30〜40代のアベレージゴルファーの中では標準かやや飛ぶ方、シングルの人の中では年齢50〜60代くらいの人の飛距離だと思います。
レッスンに通う前は150Yを4UTで打つこともあったのが、今では150Yは7番アイアンで狙えるようになったので、150ヤード以内なら止まるボールでグリーンを攻められるようになったというのも大きいです。
この時期はスコアも目に見えて伸び始め、70台が連発し、シングルがいよいよ視野に入ってきました。
以上が大体の私のドライバーのヘッドスピード・飛距離を伸ばすまでにやったことです。
ここまでクラブについてはシャフトを一度変えた以外は一度も変えず、ほぼスイング改善だけで飛距離を伸ばしました。
次にさらに最大飛距離を伸ばす方法には出会えていませんが、レンジで月に数回くらいだけ奇跡的に出る46m/sがもう少し安定的に出せるようになれば平均飛距離はまだまだ伸ばせると思います。
過去には「月に数回だけ出る、奇跡のヘッドスピード43m/sがしょっちゅう出るようになれば・・・」と思っていた時期があったことを考えれば、上記の状態は全然目指せると思っています。
また、きっとメーカー各社のクラブの性能もまだまだ上がっていってくれるでしょうから、試打などしながらクラブもたまに見ていきたいと思っています。