私のベストスコア・平均スコア履歴と、私が試したゴルフ上達法
私のゴルフ歴は、丸10年になりました。(2018年9月で丸10年になったようです。)
この10年間のうち大半(8年超くらい)の期間は、どの時期をとってもアベレージは110前後でした。
その期間のベストスコアも、100~99で伸びない時期が長かったです。
それが、ゴルフ歴約9年目の2017年の末くらいから徐々にスコアが向上し始めました。
2018年3月時点で、37回ラウンドして平均スコア97.8、直近10回は平均95.5、ベストスコア91と明らかにスコアがよくなってきました。
※2019/12追記:
その後、2018/05時点でベストスコア85、直近10回平均94.1に。
2018/11時点でベストスコア80、直近10回平均87.7に。
2019/07時点でベストスコア78、直近10回平均86.3に。
2019/12時点でベストスコア75、直近10回平均83.1まで伸びました。
そこで、何年たっても平均110前後だった私が、突然80切りを達成するまでにやってきたことを、これから何回かに分けてまとめておきたいと思います。
私のゴルフスコアの推移
私がゴルフを始めて以来の年別のラウンド回数(カッコ累計)、年間平均スコア、その時点でのベストスコアの推移は以下です。
2008年:年6回ラウンド(6)
年間平均スコア132・年末時点自己ベストスコア119
2009年:年14回ラウンド(20)
年間平均スコア115・年末時点自己ベストスコア100
2010年:年14回ラウンド(34)
年間平均スコア109・年末時点自己ベストスコア100
2011年:年8回ラウンド(42)
年間平均スコア109・年末時点自己ベストスコア99
2012年:年8回ラウンド(50)
年間平均スコア110・年末時点自己ベストスコア99
2013年:年4回ラウンド(54)
年間平均スコア100・年末時点ベストスコア99
2014年:年9回ラウンド(63)
年間平均スコア107・年末時点ベストスコア99
2015年:年6回ラウンド(69)
年間平均スコア110・年末時点ベストスコア99
2016年:年56回ラウンド(125)
年間平均スコア104・年末時点ベストスコア92
2017年:年64回ラウンド(189)
年間平均スコア101・年末時点ベストスコア91
2018年:(いずれも5月上旬時点までで)38回ラウンド(227)
平均スコア97.4・ベストスコア87
2018年末:年119回ラウンド(308)
平均スコア92.1・ベストスコア80
2019年末:年141回ラウンド(349)
平均スコア87.6・ベストスコア75
2013年に4回しかラウンドしなくて年間平均スコアが100だった年がありますが、そのようなデータが少ない例外的な年を除くと、ゴルフを始めてから8年目の2015年まで、年間平均スコアは、毎年107以上だったことになります。
私はスポーツ全般が非常に苦手なのですが、上記のスコアを見ても、最初の8年はあまりセンスがありそうな方のスコアには見えないと思います。
ゴルファーの平均的な100切りまでの時間と、私の100切りまでの時間
初めて「110」を切ったのはゴルフ歴ちょうど1年くらいの頃の2009年に、13回目のラウンドで100というスコアを出しています。
これはジュンクラシックや日本女子プロゴルフ選手権も開催された名門・ロペ倶楽部での「スコア100」なので、かなり運の要素はありそうだとは言え「正式に初110切り」にカウントしていいと思います。
そして、初めて「100」を切ったのはゴルフ歴ちょうど3年くらいの頃の2011年に、38回目のラウンドで100を切っています。
これは埼玉県神川町のこだま神川カントリークラブというコースでの記録でした。
私はライザップゴルフに行って直接話を聞いて来たことがありますが、ライザップゴルフ調べでは、100を切るまでの平均年数は4年、平均ラウンド数は18回だそうです。
これと比べると私は1年早いですが、ラウンド数は平均の2倍以上の回数で達成しているので遅い方だと言えそうです。
私はアメトークの運動神経悪い芸人くらい運動神経が悪かったので、100切りはもっとかかると思っていました。
なので、「意外と早く100切れたな」という感覚でした。
まさかの99の壁と、99を切れた理由を考える
ところが、この2011年の38回目のラウンドで99を出した後、2012年に1回、2013年に2回の合計4回、99というスコアを出していますが、99の壁に苦しみます。
今思うと当たり前なのですが、以下の記事に書いてある当時の生活を振り返ると、「忙しい」を言い訳にして、上達のために必要な練習の継続は何もしていなかった時期でした。
このあと、ゴルフ歴約7年半が経った2016年に、後述する4スタンス理論のレッスンの効果で78回目のラウンドで98を出すまで、なんと5年間も99の壁に苦しんだことになります。
ゴルフ歴3年・38回目のラウンドで初めて100切り、そこから数えて4年半・40回目の累計7年半・78回目のラウンドで初めて99切りをしたことになるので100切りより99切りの方が時間もラウンド数もかかった計算です。
100切りを目指していた頃の3年間とは異なり、この4年半はゴルフ上達に苦しんだ記憶があります。
(これも今思うと、苦しいほど練習していたわけではないのですが。)
「なぜか100の壁というものがある」というゴルフあるあるのような話はよく聞いていたので、なぜ99の壁が越えられないのか、という思いもあったと思います。
ところが1度99を切ったら、その後はトントン拍子でベストスコアを更新します。
・99切り(98)から3週間後・6ラウンド目のラウンドで98切り(97)
・98切り(97)から1週間後・2ラウンド目のラウンドで97切り(92)
と1ケ月・8回のラウンドでベストスコアを7つ縮めたことになります。
この時92を出したコースは大阪府茨木市のあいがわゴルフコースというコースは9ホールのコースを2回まわるコースです。
「これは正式なベストスコアにカウントできないのでは?」とも取れるので、その意味で、これを除いた記録も確認してみると、以下のようになります。
・99切り(98)から3週間後・6ラウンド目のラウンドで98切り(97)
・98切り(97)から1ケ月半後・16ラウンド目のラウンドで97切り(95)
・97切り(95)から4ケ月後・13ラウンド目のラウンドで95切り(92)
あいがわゴルフコースでのラウンドを除いたとしても、これは初めて99を切ってから、半年後・34回目のラウンドでスコアを7つ縮めている計算です。
(あいがわゴルフコースを除いて)初めて92を出したコースは札幌リージェントゴルフ倶楽部トムソンコース。
こちらもトーナメント開催実績のある名門コースであり、「正式に92出した」と言ってよいのではないかと思います。
これは100切りに3年・38回、99切りに4年半・40回のラウンドがかかったことを考えると、かなり大幅なベストスコア更新ペースだと言えそうです。
この期間はレッスンにも通っていました。4スタンス理論という考え方のもとに指導するレッスンプロが教えてくれるスクールです。
この頃は4スタンス理論にハマって、4スタンス理論レッシュマスター級トレーナーのクラブ調整職人のところに行って、クラブを診断してもらったりしたこともあります。
この時に推奨してもらったクラブは大当たりで、その後に新作と比較して試打を繰り返していますが、ここで選んでもらったクラブを超えるクラブは(2019年時点で)未だに現れていません。
ベスト更新できたのは「たくさんラウンドしたから」ではない
さて、上記のデータから、この99を切ってからトントン拍子に上達できた原因は「レッスン内容がよかったのではなく、短期間に集中してラウンドをこなしたこと」という見方ができるかもしれません。
私は2015年まで経営コンサルティングの会社勤めをしており、その時期は激務だったことから2008年~2015年までの8年間では、平均年間8.6回のラウンドしかできていませんでした。
それも、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始に集中的にゴルフの予定を入れてのゴルフなので、ラウンドが4ケ月ぶりとか、半年ぶりとかもありました。
ところが、2016年に仕事を辞めてニートになり、国内外でゴルフ三昧をしていたため、2016年にはそれまでの8年分に迫る56回のラウンドをこなしました。
これを見ると「(レッスンが原因ではなく)短期間に集中してラウンドした」ことによって、スコアが上がったようにも見えます。
ところが、ハイペースでラウンドをこなすだけではゴルフの上達は難しいことに気づかされます。
翌2017年、私たち夫婦は沖縄に移住してゴルフ三昧をするのですが、ベストスコア(92)は一向に更新されません。
その次にベストスコアを更新したのは、前回札幌リージェントゴルフ倶楽部で更新してから1年3ケ月後・72ラウンド後(あいがわゴルフコースで更新してから1年8ケ月後・97ラウンド後)の2017年の暮れでした。
「ベストスコアを92から91に更新するまでに1年8ケ月 」というと「まあ、そんなもんだよ」と感じるかもしれません。
しかし、この間のラウンド数は97ラウンド。
特に2017年は2016年より更に多い年間64ラウンドをこなしているにも関わらず、トントン拍子でスコアが伸びた2016年と比べて、明らかに遅いペースでしかベストスコアが更新されていないのです。
2016年は平均スコアが104と、それまでと比べてよくなった傾向がありますが、2017年は10月頃の時点まで、平均スコアは103~105を推移していて、2016年と比べてほとんど上達していないことになります。
しかも、この時期はレッスンにも通っていました。
この2017年10月頃から、再びベストスコアも平均スコアも目に見えて向上して行くのですが、その前の2016年10月~2017年10月頃は「ラウンドも、レッスンも、練習もしたのに上達しない」停滞期だったと言えます。
今思うと、練習もしていないのに「99の壁」を感じていた頃よりは、この練習してレッスンにも行っていた「92の壁」時期の方が『苦しんでいた』と言っていいと思います。
やる気だけで、1年半ぶりになんとかベストスコアを「1」だけ縮める
結局その後、初めて92を出してから約1年半後、ついにベストスコアを更新し、91というスコアを出します。
コースはダイキンオーキッドレディスが開催される沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部でしたので、「ちゃんとしたコースでのベストスコア」として自分の中で記録してもいいかなと思えました。
なぜ、更新できたのかというと、この時に限っては「やる気」としか言いようがないと思います。
私のこれまでのゴルフ人生の中で、方法論も(大枠では)合っていて、練習量も十分、ラウンド量も十分で、体力なども十分だったにもかかわらずそれまで停滞していたところ、そこから突然ベストスコア更新した理由はというと、この時に限っては「意志」「ビジョン」「気合い」としか判断できないと思うのです。
しかし、この頃の「根性だけで何ヶ月もやり込み、やっとベストスコアを1だけ縮めた」という経験は、収穫でもありましたが、反省材料にもなりました。
このペースでは、上級者になることなんていつのことやら。
むしろ、このペースでやらないとベストスコア1つ縮められないのであれば、上級者になんて一生なれないんじゃないか、という思いが大きかったです。
教え上手なレッスンプロを探して、大幅にベストを更新。すぐに90切り、そして80切り
そして、そのあとは、「時間」「ラウンド数」「気合」だけでは超えられなかった壁を越えるために、教え上手なレッスンプロを探すことに時間をかけ、くじけそうになりながらも腐らず課題を克服し続けて80切りを達成することになります。
周りの友達も皆驚いていたので、かなりのトントン拍子でスコアを縮めたと思います。
以前、たくさん練習しても、たくさんラウンドしてもずっとベストスコアが出なかった期間と同じくらいの期間の間に、90を切り、80を切り、何度も70台を出せるようになりました。
それも、やっと91を出した直後に「教え上手なプロをまずしっかり探す→師匠を見つけたらあとは通う」という手順を踏んだからだと思います。
このように私がこれまでアベレージやベストスコアを更新し、80切りを達成するまでには、以下の7つのステージがあったと分類できるように感じます。
1.まあまあ上達していったゴルフ開始~100切り期
・2008年秋~2011年秋までの3年間
・ゴルフデビュー~ラウンド数38回目
・職業:忙しいサラリーマン経営コンサルタント
・練習もあまりしないしゴルフのことは全然知らない
2.壁に苦しんだ100切り~99切り期
・2011年秋~2016年冬までの4年半
・ラウンド数39回目~78回目
・職業:引き続き忙しいサラリーマン経営コンサルタント
・練習もあまりしないしゴルフのことは全然知らない
3.レッスンでするすると上達していった99切り~92を出すまで期
・2016年冬~2016年夏までの半年
(2016年冬の1ケ月ともとれますが、ここはあいがわゴルフコースはカウントしない計算方法で統一します)
・ラウンド数79回目~101回目
・職業:暇なニート
・ラウンド数が劇的に増え、練習もするようになる
4.再び壁に苦しんだ92切りできない期
・2016年夏~2017年秋までの1年ちょっと
・ラウンド数101回目~182回目
・職業:引き続き暇なニート
・更にラウンド数が劇的に増え、練習もしているが伸びない
5.気合で壁を破った(92切り)2017年末
・2017年冬
・ラウンド数183回目~
・更にラウンド数を増やし、ゴルフの上達法を色々試したらスコアがよくなってきた
・ちなみに仕事は経営コンサルタントの仕事を個人でやり始めたので、ニート時代ほどゴルフに時間はかけられない(普通のサラリーマンよりははるかに時間かけられますが)
6.「教わる」前に「探す」を経て、レッスンに通い、ベスト80まで伸ばした2018年
・2018年春〜
・まず数多くの体験レッスンへ行って「教え上手なレッスンプロ」を探した
・教え上手なレッスンプロを見つけたら、仕事の都合をなんとかつけて、レッスンと自習とラウンド数をこなした
・この頃、「ゴルフが上手くなるホームコース」と言う視点で会員権を購入し、ラウンド環境も整備する
7.そしてまた少し伸びない時期を挟んで、80切り・ベストスコア75まで伸ばした2019年
1.の時期と2.の時期はやっていたことはあまり変わりませんし、そもそもラウンドも練習もあまりしていませんが、それら以外の時期はゴルフ上達のためにやっていたことも全然異なります。
練習場に行ってみたり、アプローチ練習をしてみたり、パターマットをやってみたり、本を読んだり、レッスンを受けたり、自分のスイングを撮ってみたり、クラブを変えてみたり、調整してみたり、色々やりました。
それらの中で、明らかに成果が出たことと、明らかに成果が出なかったこと、中途半端にしかやらなかったので効果検証ができなかったことなどがありました。
そして、これは”あくまで私の場合”にはなりますが、「これをやったら上達した」「これをやっても上達しない」「もう少しやってみないとわからない」という練習法が明らかになってきました。
今後、これらについて、私の試したゴルフ上達法というカテゴリで記事をまとめながら検証して行きたいと思います。