ゴルフのブログ ~経営コンサルタントが頭でGolf攻略 ~by神谷奏六

運動神経悪い芸人並みに運動神経ゼロ、力もなし、身長165cm。ゴルフ歴10年でアベレージ100超えの経営コンサルタント・神谷奏六が、その運動能力不足を、データ分析と努力でカバーしてベストスコア71・シングルを目指すブログ。現在アベレージ88。

私が試したゴルフ上達法 〜経営コンサルティングの知識を使って「教え上手」なレッスンプロを探し、通った2018年〜

私が試したゴルフ上達方法をまとめるシリーズ、過去から2018年前半までを遡る記事は、いったんこれで最後です。

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ベストスコア91だった私が、比較的トントン拍子でベストスコア81、アベレージ88前後で安定するようになった方法をまとめておきたいと思います。

 

 

 

 

前回の記事で長いこと更新していなかったベストスコアを「やる気」だけで更新した話を書きました。

golfblog.hatenablog.jp

 

しかし、運動神経も悪いくせに、何の技術的裏付けもなく、やる気だけで上達を目指すというのも非効率な話です。

 

2016年は最初の3ケ月で、ほんのちょっとのやる気と私に合ったレッスンプロの指導が組み合わさってベストスコアを大幅に更新しました。

 

2017年は最後の3ケ月で、それまでに知ったちょっとの知識と溢れるやる気が組み合わさってなんとかベストスコアを更新しました。

 

2018年は、溢れるやる気と私に合ったレッスンプロの指導を組み合わせて大幅にスコアを目指したいと思い、レッスンプロ探しをしはじめたのが2017年の暮れ頃です。

 

10人のレッスンプロの体験レッスンを受け、自分に合ったプロを探し求めた2ケ月

2017年の12月~2018年の1月の2ケ月間は家から車で1時間以内の場所でレッスンをやっているプロに全員会う勢いで体験レッスンに行きまくっていました。

 

私の家は沖縄県中部なので、名護市、うるま市沖縄市北谷町中城村西原町与那原町のレッスンをやっているゴルフ練習場を調査してまわり、結局10人のレッスンプロの体験レッスンを受けました。

 

私は沖縄に来る以前でも、東京や大阪で何人かレッスンプロの指導を受けたことがありました。

 

その時の経験から、以下のポイントでレッスンプロ探しをしました。

 

 

・会話が成り立つ人に習う

 

レッスンプロはゴルフの腕や知識は確かなのでしょうが、それ以前に「社会人としてコミュニケーションが成り立たない人」というのが、普通の職場にいるように、レッスンプロの中にも結構な比率でいます。

 

こちらの質問に答えずに自分が話したいことを話す人、こちらの悩みを聞かずに自分が直したい点を直させようとする人、こちらの目標に対して高すぎるレベルを求める人や低すぎるレベルで満足させようとする人などは却下することにしました。

 

ちなみに沖縄には「時間通りに来ない」というような、「社会人としてのマナーがいまいち」なレッスンプロはめちゃくちゃ多くいますが、これは私のゴルフがうまくなるかどうかとはほとんど関係ないので、「マナーが悪い」は全然OKです。

 

マナーではなくて、コミュニケーションスキルを見ます。

 

ちなみに、沖縄で体験レッスンを受けた10人のうち、半分以上は予約した時間にレッスンプロの方が遅れてきました。今私が習っているレッスンプロもだいたいレッスン開始時刻より少しだけ遅れてきますが、これは沖縄あるあるなので全然OKです。

 

 

 

・一つの打法を全員に押し付けない人に習う

 

私がゴルフに関する本を乱読した限りでは、ゴルフをする人には、筋肉の付き方も、体の柔軟性も、運動歴も、得意な動きも全て異なるため、人によってやりやすいスイングは異なるという説が今は一般的だと思います。

 

特に近畿にいた時に「人は生まれながらに得意な動きは4種類に分かれる」という4スタンス理論のゴルフレッスンで上達したことのある私は、万人に共通するただ一つの正解のスイングというのはないと考えています。

 

ところが、レッスンプロの中には、「このスイングが理想」とある一つのスイングに全員を当てはめようとする人がいます。

 

このような人も却下することにしました。

 

 

 

・即修正してくれる人に習う

 

レッスンプロの中には、一言だけアドバイスをもらったら次からいきなりナイスショットになるようなレッスンプロがいます。

 

私が近畿で習っていた4スタンス理論のレッスンプロはそのような人でした。

 

ところが、中には「まずは基本から時間をかけて」という指導をする人がいます。

 

「このドリルを続けていたら、だんだんよくなるはず」というような指導をする人で、私が沖縄で半年以上通っていたのに全く上達しなかったレッスンプロはどちらかというとこのような指導をするプロでした。

 

5年先とか10年先とかを見据えるのであればその方がいいと言う人もいるのかもしれませんが、時間が無駄に感じたので、私はそのような指導をする人も却下することにしました。

 

 

 

・まずは大きな部分から改善しようとする人に習う

 

レッスンプロの中によって、初めて会った体験レッスンのタイミングで指導する内容は大きく異なります。

 

その中には、「だいたいのリズム」とか「体全体の基本的な動かし方」のような大きな部分から改善しようとする人と、「グリップの位置をちょっとだけこっちに」とか「アイアンのリーディングエッジをボールのこの辺の場所に当てるように」とかやたら小さい部分から改善しようとする人がいます。

 

この当時の私のアベレージは100前後で、目標ベストスコアは72だという点は全員に伝えており、それを考えると、ちょっとだけグリップの位置を変えるくらいで達成できるとはとても思えません。

 

運動全般がダメで、ゴルフ歴も9年ちょっととかで、そのうちちゃんとしたプロに継続して習っていたのは3ケ月くらい、しかも1年以上前なんだから、根本的なところから直さなければ上手くならないとしか感じません。

 

そこで、やたら小さい部分の話ばかりしようとする人は却下しました。

 

 

・ネガティブワードしか使わない人には習わない

 

レッスンプロの中には、あれがダメ、これがダメ、という指導ばかりをして、「どうスイングしたらいいのか」「どうやって直したらいいのか」を全然指導しない人がいます。

 

スパルタのつもりなのかもしれませんし、柔軟なジュニアや運動神経がいい人はそれで上達するのかもしれませんが、私にはそれで上達する気がしないので、このようなタイプも却下しました。

 

 

・週に1回以上通える人に習う

 

これは前回のレッスンプロが予約が取れないために月に2回程度しか通えなかった経験を踏まえてこの要素を入れることにしました。

 

 

 

また、ゴルフの知識とゴルフの腕の善し悪しは私には分からないのですが、経営コンサルタントとして人にものを教えるという方法は学び、鍛えてきました。

 

なので、人にものを教えるのが上手な人を選ぶようにしました。

 

経営コンサルティングとゴルフレッスンに通じる(と思われる)、人にものを教えるコツというのは以下のような点があります。

 

 

・抽象と具体を繰り返して説明する

 

例えば抽象的には「大きく振る」という表現であり、具体的には「肩甲骨が開きながら回る」「骨盤を左に寄せながら腕が振られるような状態で振る」というような表現があるとします。

 

このうち抽象的な言い方だけをする人や具体的な言い方だけをする人は教え下手です。

 

両方を使って説明すること、できれば抽象的な表現は同じ表現を繰り返し、具体的な表現は異なる表現を複数使って説明すると伝わりやすくなります。

 

 

・相手が聞きたがっている内容を、相手が聞きたがっているタイミングで指導する

 

例えば、ドライバーの飛距離を伸ばしたいと思っている生徒に、傾斜地でのアイアンの打ち方を教えても上達は遅いです。

 

それなのに、レッスンプロが「アイアンを直した方がいい」と思っていて、その理由を説明しないままに、生徒が課題に感じていない点を指導するレッスンプロがいますが、このようなレッスンプロは教え下手です。

 

 

 

・説明は極力短くする

 

30秒くらいの説明で指導できる内容を2分も3分もかけて説明する人がいますが、このような人は教え下手です。

 

余計な例え話、生徒の現状に合致していない話、既に生徒が知っている話などを長々と入れてくる人は、その時間が無駄なので却下です。

 

 

細かい教える技術論は他にも色々ありますが、これらのような「人にものを教える技術」を持っているかどうかも加味して選びました。

 

 

 

 

決めたら、あとはちゃんと通って素直に直すのみ。猛練習した2ケ月間

結局、沖縄で会った10人目のレッスンプロが納得いくプロだったので、2月下旬くらいから週に1~2回ペースで通うようにしました。

 

最初の頃のレッスンプロの指導により直した点と直した方法は以下のようなものです。

 

・スイングの際に左肘が引ける癖を直す

 

これは右手を常に上にしながら振ることを意識してスイングする素振りや、インパクトの場所からフォローまでの動きのみを練習する素振り、練習場の左端を狙って打つことで腕を左に回す練習などをしました。

 

力まず自然に腕が回るように、肘を楽にする、手首を楽にすることなども指導されました。

 

これは半月くらい練習したら「もう肘が引けていない」と言われるようになりました。

 

 

 

・アドレスの際に右を向く癖を直す

 

多くのアマチュアはアドレスの際に右を向く癖があり、私もその癖が出ているそうです。

 

恐らく、ホームコースの美らオーチャードゴルフ倶楽部はほとんどのホールで左がOBになっていることもこの癖がついた原因の一つだと思います。

 

スパットを決めて、スパットとボールを結んだ線と両足のつま先が平行になるようしっかり意識して立つこと、それまでの意識よりも両肩をやや左に向けるくらいの意識で構えることなどを教わりました。

 

これは2~3回レッスンに通ったら直ったと言われました。

 

 

・バックスイングをインサイドに引きすぎない

 

私のバックスイングはインサイドに引き過ぎだったようで、これをもう少しアウトサイドに上げる意識で上げるよう指導されました。

 

これはすぐに直ったと言われました。

 

 

 

・構える際に、棒立ちになる(股関節が入らない)構えを直す

 

以前の私の構えは少し股関節の入りが少ない(ケツを十分に後ろに引いていない)、棒立ち気味の構えだったそうです。

 

これは片足で素振りをした際の股関節の角度が正しい角度だと言われ、片足で素振りをしてからそのままの角度で両足で構えるようにしました。

 

これはだいぶ練習しました。

 

 

・上体を固めない

 

「体で打つ」と意識しすぎると肩や肘等が固まり過ぎることがあり、私もそうなりがちだと言われました。

 

これはバランスボードの上に乗ってボールを打ったり、膝建ちでボールを打ったりしました。

 

これもだいぶ練習しました。

 

 

おそらくこれの効果で、ドライバーの飛距離も安定し、アイアンも安定して来たと思います。

 

レッスンに通い始めてから1ケ月ちょっとでベストスコアを更新する90が出て、2ケ月ちょっと(2018年5月)で87というベストスコアを出すことができました。

 

レッスンに通い始めた頃のアベレージは100前後でしたが、3ケ月後、レッスンに通うようになって以降のアベレージスコアは96にまで向上しました。

 

結局、レッスンに通い始めてから5ケ月後の2018年8月くらいまでスコアは伸び続け、2018年8月の時点ではベストスコア 81、アベレージ88までスコアが伸びました。

 

 

小技もしっかり猛練習

なお、2018年に入ってからレッスンに通う以外に私がやったことと言えば、(以前行っていた、ただの芝生ではなく)ちゃんとしたアプローチ練習場にも週1~2で通うようになりました。

 

私が通っているアプローチ練習場はグリーンとバンカーがあり、芝の上から110ヤード以内くらいのショットが練習できます。

 

近畿で通っていた4スタンス理論のレッスンプロからも、今沖縄で通っているレッスンプロからも「アプローチ練習場に行ったら、ウェッジで片手で10~30ヤードくらいを打つ練習をすると、球勘がついてきていい」とアドバイスされたので、この練習を延々やっていました。

 

また、この片手練習以外に、

 

・バンカーショット

・グリーンまわりの砲台打ち上げになっている場所からSW、AW、PW、9Iを使って寄せる練習

・グリーンまわりの左足下がりのラフから寄せる練習

・50ヤードをキャリーでグリーンに乗せる練習

・左打ち

 

などを繰り返しています。

 

バンカー超えの失敗が多かった時期は、バンカー超えのロブショットも練習していました。

 

SG(ストロークゲインド)の指標をもとにショットを分析するアプリGolfmetricsでは「距離別のハンディキャップ」を出すことができますが、当時の私の20~180ヤードの距離はどの距離をとってもハンディキャップは20~25くらいでしたが、20ヤード以内の寄せだけはハンディキャップが10に縮まりました。

 

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これはアプローチ練習場で片手で延々練習したのが効いていると感じます。

 

 

今、スコアを稼いでいるショット、スコアを損しているショットを把握する

 

また、このように「SG(ストロークスゲインド)を使えば、練習した内容がどれだけ上達したかがわかる」ということを実感してからは、全てのラウンドの全てのショットを記録し、SGを使って分析し、苦手なショットを重点的に練習するようになりました。

 

その意味では、SGを使った分析も確実に上達に寄与しているのではないかと感じています。

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例えば、私のティーショットは、同じくらいのスコアの友人と比べて飛ばない代わりに、あまり曲がりません。

 

これをSGを使って分析したところ、「飛ばないことによって損した打数」よりも「曲がらないことによって稼いだ打数」の方が多いことがわかりました。

 

これにより、「練習では飛距離をを伸ばす練習をするが、コースでは普段通り狙ったところに止めるショットをする方がいい」とそれぞれ判断できるようになりました。

 

これもSG(ストロークスゲインド)を使って統計的に自分のプレーを分析したから判断できるようになった点だと思います。

 

平均パット数、フェアウェーキープ率、トータルディスタンスなどのゴルフ中継で使われている昔ながらの古い指標がプロや私たちアマチュアのゴルフレベルを診断することに役に立たないと言われて久しいです。

 

その考え方において、統計的に今最も有為だとされているSG(ストロークスゲインド)を使って「最近の不調は100〜150ヤードのショットで打数を損していることが大きな原因だ」というように判断しながら練習できたことは、非常に上達に役立ったと感じています。

 

私のような、スポーツ全般が苦手で、そもそも体を動かすことが苦手なゴルファーが上達を図るのに、データ分析は非常に頼もしい頼みの綱だと思いますので、これは継続したいと思います。

 

80台前半で回れるようになるために、結局何が大事だったのか

その他には、それ以前から取り組んでいた家でのパターマット、ゴルフ本の乱読、出張中の素振り棒ももちろん継続中です。

 

 

しかし、結局私が「やる気だけでベストスコアを92から91にした」後で、「もう少し工夫してベストスコアを91から81に、アベレージ100から88にした」という過程には以下の取り組みが大きかったと思います。

 

 

・レッスンプロを探す、それも、時間と手間をかけ、とにかく指導力を吟味して(総合的に吟味して)選ぶ

・「この人に習う」と決めたら、言われるがままに直してみる

・ショートゲームを鍛える

・好不調は、「雰囲気」ではなく「SG(ストロークスゲインド)」で把握し、練習に反映させる

  

結局、これらの努力により2018年8月時点では、ベストスコア81、アベレージ88にまで改善することに成功しました。

 

 

中でも大事なのは「教え上手なレッスンプロを『探す』という手間」

これは、私がゴルフの練習に時間を割けるような、ある程度自由に時間を使える仕事のしかたにシフトできたことが大きいのですが、それよりも「これが大きかった」という要因があります。

 

それは、教え上手なレッスンプロに出会うことに時間を割いたことです。

 

私も経営コンサルタントとして、「人にモノを教える」という仕事を続けて来て、業界で一定の評価を得る程度まではスキルをつけました。

 

ゴルフに関しては、東京や大阪で数人、沖縄で10人のレッスンプロにアドバイスをもらい、「ゴルフを教えるという方法論」について見てきました。

 

その経験から判断するならば、「教え上手」なレッスンプロに出会うまでに時間を使うことが最も大事です。

 

その上で、教え上手なレッスンプロに課題をぶつけ、レッスンと自習により課題を解決することが有益です。

 

 

結論的に私の経験を総合的に判断すると、

 

・自分のスポーツセンスだけでたどり着ける以上のレベルを目指すなら、プロの指導が必要

・プロにも指導レベルの差があるので、「教え上手なプロ」をみつけることが重要

・教え上手なプロを見つけたら、スクールでスイングのアドバイスを聞くだけでなく、パターやショートゲームの指導も仰ぎ、それをアプローチ練習場で自習

 

というステップが2018年夏時点でベストスコア81・平均88にまで改善できた要因だったと感じます。