ゴルフのブログ ~経営コンサルタントが頭でGolf攻略 ~by神谷奏六

運動神経悪い芸人並みに運動神経ゼロ、力もなし。ゴルフ歴10年でアベレージ100超えの経営コンサルタント・神谷奏六が、その運動能力不足を、データ分析と努力でカバーしてベストスコア71・シングルを目指すブログ。現在アベレージ83。

私が試したゴルフ上達法 〜やったことはラウンド数をこなすのみ。99の壁に悩んだ7年半〜

私は2018年5月現在、アベレージで90台なかばくらいですが、これくらいになるまでは様々な悪戦苦闘がありました。

 

するするとスコアが伸びて行った時期、がんばっているのに伸び悩んだ時期など、前回の記事に書いたように大きく分けて5つの段階があったように感じます。

golfblog.hatenablog.jp

 

 

今回はその最初の段階、「1.まあまあ上達していったゴルフ開始~100切り期」「2.壁に苦しんだ100切り~99切り期」についてまとめておきたいと思います。

 

ゴルフ上達方法はそれぞれのプレーヤーの筋力や柔軟性、体の使い方、現在の課題によっても変わるのと、前回の記事にも書いたように、私はアベレージゴルファーよりも遅い100切りだったので、あくまでも私の場合、ということを先に書いておきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

ゴルフデビューした頃の状況 

小さい頃に、ダビスタの馬が走っている間に家に置いてあったパターとパッティング練習マットで遊んでいたようなのを除けば、私が初めてゴルフクラブを握ったのは中学3年の頃です。

 

この頃、私は高校受験を終えてヒマしていた頃です。

 

一方、この頃、私の母親がゴルフをやり始めていました。

 

当時の母親は子育ても落ち着いたし、父と一緒の趣味として何か、ということで父と一緒にゴルフ練習場に行くようになっていたので、ヒマしていた私もついていったことがありました。

 

この時の父親は教え魔モードで、グリップがどうとか、スイングがどうとか、足の使い方がどうとか、1球打つごとに色々教わっていた気がします。

 

この時に何を教わったのかは今では何も覚えていませんが、唯一教わったのは始めてスイングをする前に「トップの時に左手の親指の腹の真上にクラブが乗ればよいトップだ」ということを父が言っていた気がします。

 

その後、ゴルフを始めた際に「なんだかそれっぽい(ゴルフをやったことがある人っぽい)フォームだな」と言われることが多くなるのですが、これは左手の親指の真上にクラブが乗ることを意識したバックスイングをすると、それっぽいフォームに見えるということだと思います。

 

結局この中学3年のときには2回くらい練習に行ったと思いますが、これがどれくらい役に立ったのかは不明です。

 

ただし、大人になってからゴルフを始める際には最初の頃はクラブがちゃんと球に当たるか不安だという人は多いですが、未成年の頃に何回かゴルフ練習場に行ったことがあるだけでもこの不安は軽減されるような気はします。

 

 

その後、大学4年生の時に就職活動も終わってヒマしていた頃、同学年の友達同士で「やっぱり社会人になったらゴルフでしょう」みたいなノリで1度だけゴルフ練習場に行きましたが、それ以降はゴルフはせずに社会人になりました。

 

 

ゴルフをするきっかけになったのは、社会人4年目の2008年の秋くらいに、当時の上司から「ゴルコンあるけど、行く?」と声をかけられたことです。

 

父がゴルフ好きだったこともあり、いつかゴルフをするんだろうと思っていたのでこの時は「試しに行ってみるか」という感じではなく、「いつかゴルフをやるんだろうと思っていたが、今がその時だったのか。」という感覚でした。

 

初めてのゴルフだったので、ゴルフパートナーで安いグローブと安いロストボールだけ買い、レンタルのクラブとシューズで初のゴルフ場に連れてってもらいました。

 

今考えるとひどい話ですが、当時は仕事が忙しすぎて土日も仕事、帰りはほとんど毎日終電みたいな日々だったので、事前に何の練習もせずにコースに出た気がします。

 

そしてこれもひどい話ですが、ゴルフマナーは小さい頃にマンガ「あした天気になあれ」で読んだものをなぜか一通り覚えていたので、あとは服装マナーだけ先輩に聞いてコースに行きました。

 

デビューのスコアは149、パー3でのボギーが1個ありましたが、山岳コースで傾斜のライに苦戦した記憶があります。

 

フェアウェーウッドは入れず(入っておらず)、ドライバーとパター以外はアイアンのみでしたが、フェアウェーではほとんどボールにまともに当たりませんでした。

 

私が100切りをするまで

その後、3回目のラウンドでクラブを買いました。

 

クラブはフィッティングすらせずに適当に購入しました。

 

 

その後、しばらくは、多くは年末年始、盆やGWなどに両親と回るのが最も多く、あとはたまに会社の同僚、大学時代の友人などと回っていました。

 

会社の同僚で年齢の近い仲の良い人たちや大学時代の友人たちはほとんどビギナーばかりで、100~105くらい出れば「うまい人」に入るくらいでした。

 

この他には会社のコンペが年に2回あり、シングル級にうまい人が数人いたのと、重役たちが80台後半~90台で回っていたので、当時の私の中では90台くらいがうまい人、100ちょっとオーバーくらいの人が普通の人、110とか120以上ならビギナー、80台前半以上は「運動神経悪い俺には到達不可」だと思っていました。

 

当然うまくなりたいとは思っていましたが、目標としてはかなり低かったと思います。

 

ゴルフ練習場での練習もほとんどしていませんでした。

 

練習していた時期と言えば、ゴルフを初めて2年目くらいのごく一時期、当時の家から近所の明治神宮外苑ゴルフ練習場に月に1回くらい通っていた時期がありましたが、土日だと1球20円以上する練習場なので、せいぜい100球とか150球とかくらい打って終わっていました。

 

それ以外は異動で大阪に引っ越した後、大阪に住んでいた5年間で3~4回くらい、江坂ゴルフセンターに通ったこともありますが、ほとんど練習していないに等しい状態だったと思います。

 

これくらいのイメージですので、今思うと、「本気でうまくなりたいと思っていないレベル」だったと思います。

 

 

それではどうやって100を切ったのか。

 

会社のコンペでスイング指導をするようなマナーが悪い重役はいなかったですし、大学時代の友人や会社の同年代のゴルフ仲間は120も130も叩くようなメンバーだったので、ゴルフを教わるのは両親(主に父親)しかいませんでした。

 

私の両親は父親も母親もアベレージは90台真ん中くらいなので、たいした指導はできてなかったと思います。

 

しかし、運動神経がよくて自分で何回かスイングしているうちにコツをつかめるような人は別かもしれませんが、私のような運動全般が0点の人は、父からの指導があったのは誰からも教わらないよりはマシだったように思います。

 

スコアとラウンドメモを記録しているアプリを見返してみると、父親から教わったアドバイスの中で、「これを意識したらよくなった」というものは

 

・バックスイングの際は肩を回す

・打ち終わったあと、しっかり立つ

・パッティングは練習グリーンで自然に振った振り幅と距離を覚えておく

 

というものがありました。

 

 

また、この頃は両親と一緒に宿泊施設のあるゴルフ場に行き、昼間に父親が撮影したスイングのビデオを、夕方に反省会と称して宿で一緒に見ながら、スイングについて父親がああじゃないこうじゃないとアドバイスするということも何回かやっていました。

 

ゴルフを始めて約1年後の2009年10月に、それまで110を切ったことがなかったにもかかわらず、突然100というスコアをロペ倶楽部で出しましたが、この前日はビデオ反省会をやっていましたので、これくらいのレベルのプレーヤーに対しては90台の人のアドバイスも効果があるのかもしれません。

 

また、ゴルフの格言のようなものに「ラウンド前の練習より、ラウンド後の練習の方が効果が高い」というものがありますが、この前日にもロペ倶楽部でラウンドしており、ラウンド後に調子の悪かったクラブを練習してからビデオ反省会をしていました。

 

この日は「ラウンド後の練習は効果があるというのは本当なのかもしれないな」と思いました。

 

 

 

結局、このようにほとんど練習もしないまま100切りはゴルフを始めてからちょうど3年後くらいの2011年秋に99を出して達成します。

 

これだけ見ると、ここまでほとんど上達に効果のありそうなことはしていません。

 

あるとすれば、ライザップゴルフ調べによるとゴルファーは平均18回目のラウンドで100を切るそうですが、私はその2倍以上の38回目のラウンドで初めて100を切っているので、ラウンド数をこなすことは有効なのかもしれません。

 

golfblog.hatenablog.jp

 

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力のない女性やジュニアの場合はまた別なのかもしれませんが、大人の男性であれば力のない方の私でも、当時もドライバーで190ヤード前後は飛んでいましたし、バンカーも女性のビギナーのように5回も10回も叩くようなことはないので、あとはラウンド数をこなすだけでそこそこ100前後くらいまでは行くのかもしれません。

 

 

まさかの99の壁に苦しむ

 

ところが、私には99の壁がありました。

 

 

その後も相変わらずほとんど練習せず、ラウンド数はこなしていきましたが、ゴルフ開始から約7年半、99を切れることはありませんでした。

 

ドライバーの飛距離が220ヤード前後まで伸びて来たのでクラブを中級者用に換えてみたり、ユーティリティーを入れてみたり、パターをピン型からマレット型に換えてみたりしましたが、ベストスコア更新には影響なし。

 

当時は仕事がハードだったので練習不足・寝不足のままゴルフに行くことが多く、そんな日はやっぱり調子が悪い傾向がある気がします。

 

ラウンドの前の日はなるべく早く寝て、朝はコースの練習場で練習するようには努力してみましたが、それでも仕事が忙しすぎるとそれは毎回はできないですし、できたとしても99を切るまでには至りませんでした。

 

2014年に結婚し、妻にもゴルフをやらせるべく、妻と一緒に何回か練習場に行ったりはしましたが、たまの練習では効果もたかが知れていました。

 

結局、私は2015年いっぱいで経営コンサルティングの会社員をやめてニートになり、夫婦の時間をとって海外旅行に行ったりゴルフ三昧をするようになったりするようになるのですが、会社員時代は99を切ることはありませんでした。

 

次回のこのテーマは私が99を切るまでについて書きたいと思います。