ゴルフのブログ ~経営コンサルタントが頭でGolf攻略 ~by神谷奏六

運動神経悪い芸人並みに運動神経ゼロ、力もなし、身長165cm。ゴルフ歴10年でアベレージ100超えの経営コンサルタント・神谷奏六が、その運動能力不足を、データ分析と努力でカバーしてベストスコア71・シングルを目指すブログ。現在アベレージ88。

SG(ストロークス・ゲインド)の指標を使えばショートコースのショットやスコアも分析できる Golfmetricsを活用したプレー分析と対策

アメリPGAツアーで使われているSG(ストロークスゲインド)という指標があります。

golfblog.hatenablog.jp

SG(ストローク・ゲインド)の詳細は書籍「ゴルフ データ革命」に書かれていますが、ざっくり説明すると「私の全てのショット・パットと上級者(アメリカツアープロやハンディ0のスクラッチプレーヤー)のショット・パットを比較して、どのショット・パットで上級者に対して何打稼いだか」というデータです。

 

 

 

 

 

 

ゴルフ データ革命

 

 

このストロークゲインドは「Golfmetrics(ゴルフメトリックス)」というスマホアプリで計算することができます。

 

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現在、試しにこのGolfmetricsを1ケ月利用してみていますが、あまりに悪いスコアはスクラッチプレーヤーと比較しても全てが悪すぎて比較にならないため、自分の中でそこそこのスコアが出た際に、このアプリで詳細を分析しています。

 

 

そして、このSG(ストロークス・ゲインド)という指標とGolfmetricsアプリの魅力的なところは、どんなコースでも分析できるという点です。

 

例えば、JGAハンディキャップが出ていないようなショートコースのラウンドデータでも分析できますし、パターゴルフのラウンドデータも分析できます。

 

 

先日、全てパー3の9ホール、パー27の沖縄市・知花ゴルフコースというコースに行ってきましたが、ここでパープレーの27というスコアが出ました。

 

私は今年に入っての18ホールのコースでの平均スコアは97.8、ベストスコアは90なので、普段はパープレーとはほど遠いのですが、この日はこのショートコースと相性がよかったようで、私にとってはとんでもなくよいスコアでした。

 

これもGolfmetricsでストロークスゲインドについて分析してみようと思います。

 

 

パープレーなのでスクラッチプレーヤーに対しては打数を稼いでも損してもいない計算ですが、この日はSGをもとにした分析ではスクラッチプレーヤーに対して0.5打打数を稼いでいました。

 

内訳は

 

・パー4・パー5のティーショット:なし

・アプローチ(上記を除く100ヤード以上のショット):4.4打損した

・ショートゲーム(100ヤード以内のパッティングを除くショット):2.1打稼いだ

・パッティング:3.3打稼いだ

 

という内容で、最も多く稼いだのがパッティングであり、アプローチでも稼いだことになります。

 

このアプリではその内訳も全て見ることができますので、早速その内訳も分析したいと思います。

 

 

 

 

1.パー4・パー5のティーショットについて

 

ショートコースなのでパー4・パー5はありません。

 

なお、この1ケ月のデータでは全ラウンドの平均でパー4・パー5のティーショットでは1ラウンドにつき2.9打損しています。

 

パー4・パー5のティーショットではフェアウェイキープをした上で飛距離を伸ばさないと打数を稼ぐことができません。

 

しかし、私はフェアウェイキープ率は高いけれど、飛距離はない方なので、飛距離を伸ばす以外に打数を稼ぐ方法がありません。

 

しかも飛距離なんてそんなにすぐに伸びるものではないので、パー4・パー5のティーショットでスクラッチプレーヤーに対して打数を稼ぐことは難しい面があります。

 

その意味では、パー4・パー5のティーショットがないショートコースというのは大幅に打数を稼ぎやすい(驚くほどよいスコアが出やすい)と言えます。

 

 

2.アプローチ(上記を除く100以上のショット)について

 

書籍「ゴルフ データ革命」やこのGolfmetricsの中では100ヤード以上のショット(ただしパー5とパー4のティーショットを除く)のことを、それがフェアウェイウッドで打とうがユーティリティーで打とうが直ドラで打とうがアプローチと呼んでいます。

 

この日はアプローチでスクラッチプレーヤーに対して4.4打損しており、唯一、打数を損していました。

 

Golfmetricsでは、アプローチ、ショートゲーム、パッティングは距離別に内訳を集計して計算してくれる機能もあります。

 

この日、アプローチは6回(全てティーショット)ありましたが、距離別に以下のように打数を損していました。

 

・100~150ヤード:3.1打損した(この距離を4回打っているので1ショットあたり約0.8打損している)

・150~200ヤード:1.3打損した(この距離を2回打っているので1ショットあたり約0.7打損している)

 

これらのデータを見ると、合計で最も損した距離も、1ショットあたりで最も損した距離も100~150ヤードだったと言えます。

 

この日に打ったアプローチ6回のうちでスクラッチプレーヤーに対して打数を稼いだショットは1度もなく、全て打数を損していました。

 

中でも特に打数を損していたのが以下です。

 

1位・8番(132ヤード):右奥のラフにオーバーし20ヤード残す

 →0.56打損した

2位・2番(160ヤード):右のラフに外し20ヤード残す

 →0.47打損した

3位・6番(105ヤード):ショートしてラフに入り10ヤード残す

 →0.34打損した

 

SGの指標はティーショットやアプローチは、近くに寄せてもラフに入れると打数を損する計算になることが多いです。

 

そのために、上記のようなホールでは打数を大きく損した計算になります。

 

ショートコースは18ホールのゴルフ場と比べてグリーンが小さく、アプローチが比較的ピンに寄ってもラフにこぼれてしまうことが多くなるため、打数を損しやすくなります。

 

Golfmetricsではアプローチがピンから平均何フィートに寄せたのかのデータも比較できますので、こちらのデータを参考にした方がよいかもしれません。

 

クラッチプレーヤーは150~200ヤードのショットでピンから42フィート(約13メートル)に寄せますが、この日の私は平均53フィート(約16メートル)に寄せていました。

 

また、スクラッチプレーヤーは100~150ヤードのショットでピンから29フィート(約9メートル)に寄せますが、この日の私は平均39フィート(約12メートル)に寄せていました。

 

このデータを見ると、アプローチもあまり悪くなかったと捉えた方がよいかもしれません。

 

 

3.ショートゲーム(100ヤード以内のショット)について

 

この日はショートゲームで2.1打、スクラッチプレーヤーに対して打数を稼いだ日でした。

 

内訳は以下です。

 

・0~20ヤード(7回):2.4打稼いだ

・20~60ヤード(0回):稼いでも損してもいない

・60~100ヤード(3回):0.4打損した

・バンカー(0回):稼いでも損してもいない

 

前回、ベルビーチゴルフクラブでのラウンドを分析した際に、アプローチ練習場での練習の成果か20ヤード以内のショートゲームはスクラッチプレーヤー並みのSGになったと書きました。

 

 

しかし、この日は20ヤード以内のショートゲームがベルビーチゴルフクラブでプレーした日より更によく、スクラッチプレーヤーに対して2.4打も稼いだことになります。

 

特に稼いだのは以下です。

 

・1番:ラフからの15ヤードがピンから3フィート(約1メートル)に寄る

 →0.44打稼いだ

・8番:ラフからの20ヤードがピンから4フィート(約1.3メートル)に寄る

 →0.42打稼いだ

・6番:ラフからの10ヤードがピンから2フィート(約60cm)に寄る

 →0.33打稼いだ

・7番:フェアウェーからの15ヤードがピンから3フィート(約1メートル)に寄る

 →0.26打稼いだ

 

そして、この日はショートゲームで打数を損したのはわずかに3回だけで、それも

 

・2番:20ヤードのラフからピンから5メートルにオン

 →0.25打損した

・5番:15ヤードのフェアウェーからピンから2メートルにオン

 →0.18打損した

・7番:75ヤードのティーショットが左エッジ15ヤードへ

 →0.26打損した

 

のわずかに3回でした。

 

この安定度もトータルで打数を稼げた要因だったと言えそうです。

 

 

グリーンに乗る率を見ても、ショートゲームで残り20ヤードならスクラッチプレーヤーは96%の確率でグリーンに乗せますが、この日も私は100%、スクラッチプレーヤーは平均5フィート(約1.7メートル)に寄せますが、この日の私はなんと平均2フィートに寄せているので、ショートゲームに関してはスクラッチプレーヤー以上のプレーだったと言えます。

 

一方、残り60~100ヤードからならスクラッチプレーヤーは83%の確率でグリーンに乗せますが、この日の私は67%でした。

 

ただしこれはグリーンの小さいショートコースだったからこの数値になったとも考えられます。

 

クラッチプレーヤーは残り60~100ヤードからなら平均20フィート(6メートル)に寄せますが、私はそれよりもよい18フィート(約5メートル)であり、60~100ヤードのショットはスクラッチプレーヤーよりよかったと考えることもできそうです。

 

 

4.パッティングについて 

 

この日、スクラッチプレーヤーに対してパットで3.3打稼いでました。

 

内訳は

 

・6フィート以内=1.8メートル以内(7パット):1.9打稼いだ

・7~21フィート=2.1~6.3メートル以内(4パット):1.4打稼いだ

・22フィート以上=6.7メートル以上(なし):稼いでも損してもいない

 

となっていました。

 

知花ゴルフコースのグリーンは凹凸があるため、まっすぐ打ったパットが小さくぶれて曲がりやすいのですが、この日はパッティングで最も多く打数を稼ぐことができました。

 

特に打数を稼いだパットは以下となります。

 

・4番:15フィート(約4.5メートル)を決める

 →0.84打稼いだ

・3番:10フィート(約3メートル)を決める

 →0.70打稼いだ

・9番:5フィート(約1.5メートル)を決める

 →0.33打稼いだ

・2番:4フィート(約1.2メートル)を決める

 →0.21打稼いだ

・8番:4フィート(約1.2メートル)を決める

 →0.21打稼いだ

 

これらの微妙な距離のパットがこれだけの数決まると、かなりの打数を稼げることになります。

 

一方で打数を損したのは5番で7フィート(約2メートル)をOKに外して0.48打損したのみであり、パットではほとんど打数を稼ぎ続けていたと言えます。

 

書籍「ゴルフ データ革命」では、パットのスコアへの影響度は高くないが、勝利への影響度はより高くなるというデータが紹介されています。

 

これは、「アベレージスコアを上げたければパット以外が重要だが、びっくりするほどのスコア(プロの中で優勝するほどのスコア)を出そうと思ったらよりパットが重要になる」ということを示しています。

 

アベレージ97.8の私が(ショートコース、しかも9ホールのみとはいえ)パープレーで回れたのは、パットが決まったことの貢献度が最も大きかったというデータがこれを示していると言えると思います。

 

 

 

ゴルフ データ革命

 

 

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