突然、絶不調になった内容をSG(ストロークス・ゲインド)を使って解明してみた 最近のゴルフの練習記録
最近5回のラウンドのアベレージは93.8、最近10回のアベレージは92.4、最近20回のアベレージは90.4、2018年のアベレージは92.2、GDOスコア管理アプリのGDOハンディキャップは18.0です。
8月中旬から続いている88の壁を破るどころか、逆に悪化し続けているだけでなく、2018年の平均スコアとGDOハンディキャップまで落ち込んできました。
練習しているのに悪くなっている、しかも、スコアが伸び始める前の「猛練習を開始時」に近いスコアになっている(つまり2018年の平均が悪くなっている)ということです。
これはちょっと深刻な問題なのかもしれないと思い、久しぶりにSG(ストロークス・ゲインド)を使って、最近のラウンドは何が課題なのかを分析してみます。
<今週のゴルフ練習>
・月曜:ラウンド(スコア103)
・火曜:家のパターマットで新パッティング法をテストしただけ
・水曜:ラウンド(スコア92)
・木曜:ラウンド(スコア91)
・金曜:ラウンド(スコア91)
・土曜:ドライビングレンジで自習、ジョギング
となります。
また、これ以外に筋膜リリースを基本的に毎日、パターマットはパターを握った日(ラウンドした日)以外は基本的に毎日やっています。
88の壁を切るどころか、平均スコアが90台に落ち込んだ最近の絶不調について
今年2018年の8月から12月まで、最近5回をとっても、10回をとっても、20回をとっても「平均88」という時期が続いていました。
よく言えば「88前後で安定している」、悪く言えば「平均88で止まっている」という状態でした。
この間の数ヶ月の平均88の期間はどんなスコア推移かと言うと、「5回ラウンドすれば、3回か4回は80台が出る。たまに91とか92が出るけども、95は叩かない。」というくらいの状況でした。
平均88の壁・80切りの壁については、以下の記事にまとめてます。
これに対して、この数ヶ月間、色々な対策を講じて来た結果、12月に入って突然スコアが悪化してきました。
11月27日以降の直近7ラウンドのスコアは、91、92、94、103、92、91、91で、平均は93.4。
一方、その前期間にあたる11月8日以降の7ラウンドのスコアは89、97、82、87、86、90、88で、平均は88.4。
これまでしょっちゅうこれくらいの不調期があったというならともかく、約4ケ月・約50ラウンドくらいの間で平均スコア90以内で推移していたことを考えると、今は何かが悪化していると考えた方が良いと思います。
そこで、この平均93.4の7ラウンドのSG(ストロークス・ゲインド)と、その前の平均88.4の7ラウンドのSG(ストロークス・ゲインド)を比較してみたいと思います。
好調期と不調期のショット別・SG(ストロークゲインド)を比較してみた
ストロークス・ゲインドを見る前に、だいたい今の私のショットレベルが、ハンディどれくらいのゴルファー並みなのかを比較したいと思います。
(分析アプリは全てGolfmetricsです。全て英語のアプリですが、登場するのはゴルフ用語だけなので、アルファベットさえ読めれば英語が苦手な方でも問題なく使えるアプリです。)
まず、以下が直近7ラウンド(不調期)のショット別ハンディキャップです。
続いて、以下がそれ以前の7ラウンドのショット別ハンディキャップです。
全てが悪化しています。
ドライバーがー3、アプローチ(ドライバーを除く100Y以上のショットのことです・以下同)がー7、ショートゲームがー3、パッティングがー3ですので、アプローチの悪化の影響が大きいと言えます。
全て悪くなっていることについての要因として考えられるのは、練習の減少、レッスン回数の減少、ラウンド頻度が増えたことによる疲れ、腰痛、不調期には雨でのラウンドやフルバックティからのラウンドや強風のラウンドや苦手なコースのラウンドが含まれていることなども挙げられると思います。
アプローチのショット別ハンディが特に悪化した原因については、練習不足でスイングの土台が崩れているような気がしますが、正直分からないので、今度レッスンプロに質問しようと思います。
続いて、以下が不調期のショット別のSG(ストロークゲインド)です。
続いて、以下が好調期のSGです。
いずれも失った打数は増えていますが、ドライバーで0.51打、アプローチで2.35、ショートゲームで1.88打、パッティングで0.74打、それぞれ失った打数が増えています。
上述の通り、ショット別ハンディの悪化はアプローチが大きく、ドライバー、ショートゲーム、パッティングの悪化度は同じでした。
しかし、スコアへの影響としてはアプローチ、ショートゲーム、パッティング、ドライバーの順で影響度が大きいと言えます。
ショートゲームのスコアへのマイナスの影響が大きいのは、最近バンカーショットや100ヤード以内の打ち分けをあまり練習しておらず、たまにアプローチ練習場に行った際には、最近買った61度のロブウェッジの練習にもっぱら時間を使っていたことが挙げられると思います。
ライザップゴルフが結果にコミットするためにショートゲームの練習に重点を置いていると知って以来、この1年ほどグリーン周りのショートゲームに時間を費やしてきましたが、やればすぐに上達するものの、やらないとすぐに下手になるということもわかりました。
以下のように、集中的に猛練習して上達した経験があるので、これも再開したいと思いました。
好調期と不調期のショット別・SG(ストロークゲインド)を、より詳細に比較してみた
それでは、最も失った打数の多いアプローチ(パー4・パー5のティーショットを除く、100ヤード以上のショット)のSG(ストロークス・ゲインド)を見てみたいと思います。
以下が不調期のSG(ストロークス・ゲインド)です。
一方、以下は好調期のアプローチのSGです。
最も打数を失っているのは150〜200ヤード、次に打数を失っているのは100〜150ヤードです。
そして、これらはいずれも、ドライバーよりも失った打数が多くなっています。
私の感覚では、150〜200ヤードではスプーンやクリークなどでチョロをしたり、100〜150ヤードでは5Iや6Iで大ミスをしたりというのが多かったイメージがあります。
私たちレベルのゴルファーであれば、これくらいのクラブに対しては「長さに慣れる」という練習も重要なのではないかと感じており、最近はこの練習を増やしているので、推移を見たいと思います。
次に、以下は不調期のショートゲームのショット別SGです。
続いて以下が好調期のショートゲームのSGです。
20ヤード以内での失った打数が増えていることがわかります。
特に私のホームコースの美らオーチャードゴルフ倶楽部ではグリーン周りの残り20ヤードのラフからのショットをピンに寄せるのが難しい作りになっていることが多く、練習量が減っていたこと、それにより球勘が鈍っていたこと、バンカーショットのミスが増えたこと、などがスコアを崩した大きな原因だったと言えそうです。
最後に、パッティングの距離別SGについても分析したいと思います。
以下は、不調期のパッティングの残り距離別SGです。
続いて以下は好調期のパッティングの距離別SGです。
なんと、ミドルパットとロングパットは唯一数値が改善しています。
しかし、これは直近ラウンドで同伴したプレイヤーの中にOKを甘く出す人が多かったことが原因として挙げられると感じました。
むしろ、そんな道南競技者に恵まれた(?)にも関わらず、数値が悪化したショートパットの方に課題が多くあると感じました。
これについては、パッティング方法を変えて、パッティグの数値が改善したのではないかと手応えを感じる出来事があったため、もう少し検証してみたいと思います。
まとめると、100〜200ヤードで失った打数が最も大きく、次にショートパットで失った打数、その次はドライバーで失った打数が最も大きいということがわかりました。
100〜200ヤードとドライバーについてはレッスンプロに相談、ショートパットについては色々な打法を試しながら、家のパターマットで練習するところからかと思いました。