ゴルフのブログ ~経営コンサルタントが頭でGolf攻略 ~by神谷奏六

運動神経悪い芸人並みに運動神経ゼロ、力もなし。ゴルフ歴10年でアベレージ100超えの経営コンサルタント・神谷奏六が、その運動能力不足を、データ分析と努力でカバーしてベストスコア71・シングルを目指すブログ。現在アベレージ83。

4スタンス理論マスター級トレーナーのクラブ調整職人に、4スタンス理論に則ってクラブを提案してもらった話

私のゴルフクラブは、ゴルフクラブ調整職人に個別に見てもらって選んでもらったクラブを使っています。

 

そのゴルフクラブ調整職人というのが、4スタンス理論のレッシュプロジェクト・マスター級トレーナーを取得しているトレーナーで、4スタンス理論ゴルフクラブ選びに取り入れているトレーナーでした。

 

もう何年も前になりますが、その時の体験を書いてみたいと思います。

 

ゴルフ4スタンス理論の記事一覧はコチラ

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私の4スタンス理論との付き合い

4スタンス理論は「正しい体の使い方は人によって生まれながらに異なり、4種類に分類できる」という理論です。

 

今ではゴルフはもちろん、野球、テニス、サッカー、格闘技、卓球、陸上、ダンス、ダーツ、楽器演奏、歌唱など様々なジャンルで一流のプロが取り入れている身体理論です。

 

私は4スタンス理論のゴルフスクールに通っていた時期があり、その時期に目に見えてゴルフが上達して行った体験をしたので、4スタンス理論については興味を持っていました。

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そして、この4スタンス理論の考え方では生まれながらの身体の特徴タイプによって、野球のグローブ、テニスのラケット、演奏者の楽器などの正しい使い方も異なるという考え方です。

 

だから「4スタンス理論に則ってゴルフクラブの選び方を提案してくれるクラブ調整職人がいる」という話を聞いたとき、私はそれはすごく自然なことだと思いました。

 

4スタンス理論マスター級トレーナーのクラブ調整職人に会ってみた

早速、このクラブ調整職人に連絡を取ってみたところ、事前にクラブを送付すれば、有料で今使っているクラブを診断してくれて、その診断結果をもとに打合せにてアドバイスをしてくれるとのことでした。

 

診断料は1本1,600円で、最低でもパター以外のフルセットをまとめて診断する必要があるとのことで、合計約2万円ほどの診断料となりましたが、予約して診断をしてもらいました。

 

 

打合せの予約をした当日、車を走らせて訪問してみると、既に計測が完了していて、診断データを見せてもらえました。

 

診断内容は大きく分けて2つに分かれていましたが、そのうち1つめがよくあるクラブのスペックの比較と分析です。

 

全てのクラブの全長、総重量、慣性モーメント、振動数、ライ角、リアルロフトなどが書いた表が1枚と、全長と総重量の両者のバランスがヘッドスピードに合っているかを診断したグラフが1枚、全長と慣性モーメントのバランスがクラブ間で自然な差になっているかを診断したグラフが1枚ありました。

 

これをもとに打合せでは、シャフトを変えた方がいいクラブと、そのシャフトの重さを変えるのか、長さを変えるのかなどを提案いただきました。

 

私の場合、アウトレットモールで店員に何も聞かずに適当に買った安いユーティリティーだけがドライバーヘッドスピード33~35m/sくらいの初心者用のクラブになっていて、クラブ間のバランスが悪くなっていたことがわかりました。

 

 

レッシュマスター級トレーナーの語る4スタンス・タイプ別クラブの選び方

そして、2つめの診断内容がそれぞれのクラブが4スタンス理論に合っているか否かの診断でした。

 

4スタンス理論の解説については、インターネット上に落ちている情報のほとんどは4スタンス理論を公式に広めているレッシュプロジェクトの認定トレーナーではない、本や雑誌でかじったくらいの素人が書いているようなアテにならない情報です。

(つまり、このブログも認定トレーナーではない素人の私による、ただのイチ体験記としてご覧くださいませ。)

 

しかし、この日に聞いた話は4スタンス理論のマスター級という上の方の認定試験に合格した公式のトレーナーの話なので、ある程度は説得力がある情報なのではないかと思って聞くことができました。

 

4スタンス理論のトレーナーによっても言っていることが変わったりすることはありますが、このクラブ調整職人の人の言っていた、4スタンス理論のタイプ別のゴルフクラブの選び方は以下のような特徴があると言っていました。

 

・A2/B1タイプは先調子系で中調子では先が動きやすいもの、A1/B2タイプは手元系で中調子では手元が動きやすいもの(←2019/10/31訂正しました)

・グリップはいずれもAタイプは指で握りやすいグリップ、Bタイプは手のひらで握りやすいグリップ

・ドライバーはクロス(A1とB2)は長い重心距離、パラレル(A2とB1)は短い重心距離

・フェアウェーウッドはクロス(A1とB2)はシャロー(平たい形状)、パラレル(A2とB1)はディープ(上から見て横に短い形状)

・ユーティリティーとアイアンはクロス(A1とB2)はグースネック、パラレル(A2とB1)はストレートネック

 

私はA2タイプなのですが、当時使っていたドライバーの重心距離が42.5mmと長く、パラレルには向いていないため重心距離が35mmと短いタイトリストVG3の2014年モデルを推奨されました。

 

また、当時使っていたアイアンがグースが強い形状だったため、出っ歯形状のアイアンを推奨されました。

 

私はクラブにはこだわりがないので、推奨されたクラブをヤフオクで安くで買い、そこから今まで2年以上、150ラウンド以上、そのクラブを使い続けています。 

 

 

これが原因でゴルフが上達したという体感はその後もなかったのですが、先日、友達が「ドライバーを変えただけで飛距離が伸びた」と言っていたので、ゴルフ5に新しいドライバーを見に行き、試打をさせてもらいました

 

その時に試打したドライバーが重心距離が短いのが自分のクラブ(タイトリストVG3の2014年モデル)と、オノフAKA(2018年モデル)、あとはそれ以外に店員がオススメしてくれた重心距離の長いクラブが3本の、合計5本を試打しました。

 

すると、目に見えて飛距離が出ていて、かつ目に見えて安定していたのがいずれも重心距離の短い自分のクラブ(ドライバーはタイトリストVG3の2014年モデルと、アイアンはオノフKURO(2015年モデル)でした。

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当時は「診断料はかかったが、参考になる情報を聞けた」くらいにしか思っていませんでしたが、なかなか私に合ったアドバイスだったんだと今、思っています。

 

これら以外には、パターについて「パラレルタイプ(A2/B1)はピン型、クロスタイプ(A1/B2)はネオマレット型を好みがちだが、それよりもパターは入りそうだと思うものを選んだ方がいい。」とのアドバイスもいただきましたので、以後、それも参考にしているつもりです。

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ネット上に落ちている4スタンス理論の話のほとんどは素人が勝手に解釈しているデマみたいな情報ですが、代表の廣戸聡一氏が書いた以下の書籍はしっかりした解説だそうです。

 

 

 

以下の4スタンス理論のDVDはプロゴルファーと芸人がいっぱい出ていて、笑いが豊富に盛り込まれているので、これはこれで面白かったと思います。

 

 

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