「リバースピボット対策」「上半身をねじって距離を出す」練習、ホームと他コースのラウンドデータを比較分析してみた 先週のゴルフ練習記録
最近5回のラウンドのアベレージは87.6、最近10回のアベレージは88.2、最近20回のアベレージは90.1、2018年のアベレージは94.2、GDOスコア管理アプリのGDOハンディキャップは14.8です。
今週は3回ラウンドして、2回90台を打ってしまったので最近5回、最近20回のアベレージ、GDOハンディキャップは少し落ちてしまいましたが、最近10回のアベレージはキープ、2018年のアベレージは向上しています。
先週のゴルフの記録も書いておきます。
<先週のゴルフ練習>
・月曜:ドライビングレンジ(自習)、家でパターマット、家でアプローチ練習(片手ウェッジと、スポンジボールでロブショット練習)
・火曜:ラウンド
・水曜:ドライビングレンジ(自習)、家でパターマット、家でアプローチ練習(片手ウェッジと、スポンジボールでロブショット練習)
・木曜:ラウンド、家でパターマット
・金曜:アプローチ練習場(片手ウェッジ、30~90ヤードをラフ・フェアウェー、高い球・低い球、それぞれ打ち分け)、練習グリーンで片手ロングパット,片手ミドルパットを上り・下り・横のそれぞれから距離感練習、家でパターマット
・土曜:ラウンド、家でパターマット、「モダン・ゴルフ」式グリップ練習
・日曜:ドライビングレンジ(レッスン)、家でパターマット、家でアプローチ練習(片手ウェッジと、スポンジボールでロブショット練習)、「モダン・ゴルフ」式グリップ練習、「モダン・ゴルフ」式ハーフスイング素振り練習・バックスイング練習
レッスンのテーマは「リバースピボットせず肩を回す」
日曜のレッスンのテーマの1つめは前回に引き続き、「リバースピボット(ギッタンバッコン)せずに肩を回す練習」でした。
この日の私のアイアンとドライバーもリバースピボット気味だったようで、先日とは異なる練習法をしました。
この日の練習法は
1.バックスイングを上げる際に左足を上げて右足の右まで回し、腰から上ごとまるまる回転してバックスイング、その後、ダウンスイング~フォローでは右足を上げて左足の左まで回し、腰から上ごとまるまる回転してフォロー
2.上記1.をしばらく繰り返したら、次は上記1.のイメージを持ったまま、両足をべた足で右回転→左回転というように肩を回す
(この際にリバースピボットにならないように、かつスウェーにならないように1.の大きさで肩をまわすことをイメージ)
3.上記2.をしばらく繰り返したら、次は上記2.のイメージを持ったまま、普通にスイングし、ボールを打つ
という練習でした。
今回も球筋に違いは見られなかったのですが、前回含めてレッスンで何度も言われているように、このギッタンバッコンは私のなかなか抜けない悪癖のようなので、自習で復習したいと思います。
ドライバーで飛距離を出すために「上体をねじる」
レッスンプロ曰く、この日も私は上半身がねじれていないため、より背中を飛球線方向へ(あるいは胸を飛球線方向逆へ、あるいは肩をアドレスから90度左へ)回す意識を持つよう言われました。
また、上半身をねじる際に、トップで右の尻に体重が乗って張りを感じるようにバックスイングからトップへ持って行くとよいとも言われました。
私は以前、ライザップゴルフにゴルフ力診断に行ったことがあり、その際には「右股関節に体重が乗るように」と言われ、その後これを自習で練習したところ1ケ月後くらいにドライバーの飛距離が大幅に伸びたことがありました。
今回の「トップで右の尻に体重が乗って張りを感じるように」というのは、その時と似たような感覚だったので、おそらく最近の私はこれがまたできなくなっていたのだと受け取りました。
そして、同じことを異なる言い方でアドバイスされたのだと受け取り、これも手応えを感じたので、これも自習で練習しようと思います。
私が行く沖縄ゴルフ場のざっくり特徴
私のホームコースは沖縄県恩納村の美らオーチャードゴルフ倶楽部です。
このコースの特徴としては
・距離は短い(けっこう短い)
・その分、バンカーが多い(めちゃくちゃ多い)
・しかも、バンカーが難しい(アゴが高かったり、ピンから遠かったり、逆にやたら近かったり、砂の質がバンカーごとに異なったり、バンカーショットが木に遮られていたり、バンカーショットの奥がOB近かったり、ただでさえバンカーショットなのに、それがかなり難しい)
・フェアウェーは狭いし、だいたいのホールは左のOBが近い
・グリーンは砲台
・グリーンは大きくはない
・グリーンは高麗だが芝目の複雑さは普通(沖縄は南部の高麗グリーンの方がシンプルで、北部の高麗グリーンは芝目が複雑、中部恩納村にある美らオーチャードはその中間)
・かつて大京オープンが開催されただけあって、グリーンの手入れは沖縄の中ではけっこうしっかりしている
・つまり、「けっこうがんばっているコースであり、短いのでビギナー〜中級者でもいいスコア出すチャンスだけど、飛ばし屋からは不人気」
・その分、タフなコンディションで鍛えられた沖縄を代表するアスリートアマチュアゴルファーが多い
・でも距離がないわりに難しすぎるので、バンカーから出せないくらいの初心者には厳しい、なんなら中級者でも実はけっこう厳しい
・でも海が綺麗で、ステーキが美味しいし、ビーチリゾートから近いので観光客にはおすすめ
というコースです。
私の印象では、メンバーも「無駄に飛ばしにこだわらず、クレバーなゴルフをするメンバーが多い」という印象で、県の代表戦やインタークラブ戦ではほぼ確実に上位にいると思います。
さて、このような、沖縄らしいと言えば沖縄らしい、特徴的なコースをホームコースにしていると、他のコースに言った際にその差に苦戦したり、逆にホームコースでの経験が生きたりします。
そこで、この「ホームと他コースの差」と今後の対策について、最近のラウンドデータのSG(ストロークス・ゲインド)を使って、検証したいと思います。
今週は、守礼カントリークラブ、ベルビーチゴルフクラブの2箇所でラウンドしました。
守礼カントリークラブの特徴はまずなんと言っても、沖縄では数少ないベントグリーンということです。
沖縄の他のゴルフ場とは異なり、転がりがスムーズで、芝目の影響もほぼ感じません。
今年はインタークラブ選手権や、自治体対抗ゴルフの会場となることもあって、今週は早いグリーンになっていました。
フェアウェーの狭さ、距離の短さ、アップダウンの激しさ、風の強さなどは美らオーチャードと似ていますが、「距離の短さをバンカーの多さで補ってパー72にした美らオーチャード」と「距離が短いのでパー70の守礼」という差はあると思っています。
また、ベルビーチゴルフクラブは北部・本部町にあるゴルフ場で、同じく北部・名護市のオリオン嵐山ゴルフ倶楽部と並んでグリーンの難しいゴルフ場として有名です。
「沖縄で一番海が綺麗な景色」「宮里三兄弟が幼少期に腕を磨いたコース」という触れ込みはあるのに、那覇から1.5時間くらいかかるので予約が取りやすいというコースです。
私はホームの美らオーチャードだけでなく、月に1回くらい、ベルビーチと守礼のコンペに参加しており、今週はちょうどベルビーチと守礼のコンペ、そして美らオーチャードのラウンドがありました。
そこで、今週の守礼(パー70でスコアは86)、ベルビーチ(パー72でスコア91)と、今週の美らオーチャード(パー72でスコア92)と先週の美らオーチャード(パー72でスコア88)のスコアをSGをもとに比較し、コース別の傾向について比較分析してみたいと思います。
ホームコースと他コースの、SGを活用したラウンドデータの比較分析
まず、上記の比較だと、守礼では16オーバー、ベルビーチでは19オーバーなので、合計で35オーバーだということになります。
一方、美らオーチャードは20オーバーと16オーバーなので、合計で36オーバーということになります。
そこで、これらのラウンドから察する私のショットレベルのブレが16オーバー〜20オーバーくらいだと仮定し、そこから大幅に逸脱したショットについて分析してみたいと思います。
(もちろん、「ホームの美らオーチャードか、それ以外か」という比較方法に批判があるのはごもっともだと思いますが、今回は直近のゴルフ傾向を「週に何度も通っているホーム」か、「たまのビジター」か、という視点で比較することに重点を置いています。)
以下が、スマホアプリ「Golfmetrics」で算出した、守礼とベルビーチのラウンドのショット別ハンディキャップです。
一方、以下が直近2回のホームコース・美らオーチャードゴルフ倶楽部でのショット別ハンディキャップです。
私のクラブハンディは19.7、GDOスコア管理アプリでのGDO HDCPは14.8なので、それを大幅に外れるショット別ハンディについて見てみたいと思います。
まず、ドライバーは「アウェー:12」→「ホーム:8」と比較的安定した傾向を示しています。
そして、ショット数別で見ると、20ヤード以内のショートゲーム、これは私がアプローチ練習場で1年近く練習して来て、だいたいはショット別ハンディで9以下の数値をキープしてきたのに、直近ではホームで15、アウェーで5であり、ホームで力を発揮できなくなっているといえそうです。
また、ショット数の多い100〜150ヤードで、アウェーではショット別ハンディ12なのに、ホームでは28であり、グリーン周りにバンカーを初めとしたハザードが多いことを加味してもホームでミスが多いと判断できそうです。
そして、このスコアの中で特に課題だと感じるのがパッティングです。
沖縄では珍しいベントグリーンであるため慣れていない上に、大会が近くて転がりが早い守礼のグリーンと、常に読みにくいことで知られるベルビーチのグリーンの合計でパットのハンディキャップが21であるにもかかわらず、練習機会の多いホームのパッティングのハンディキャップが20というのは、伸びしろを活かせていないと判断できると思います。
来月の理事長杯までに、パッティングをはじめとしたショートゲームの練習に時間を割きたいと思いました。