「地面反力」でナイススイング・ナイスショットの確率を上げた方法 最近のゴルフの練習記録
最近5回のラウンドのアベレージは91.6、最近10回のアベレージは91.3、最近20回のアベレージは91.1、2018年のアベレージは92.1、GDOスコア管理アプリのGDOハンディキャップは18.4です。
12月下旬に15ラウンドぶりくらいの80台が出ましたが、それ以外は90台が続いており、引き続き不調だと言えそうです。
SGを使った分析によると、アイアンショットは一時期の絶不調から脱却しましたが、パッティングがひどくなったことでスコアを伸ばせなくなっています。
アイアンショットを改善した方法は前回の記事に書いた自習の方法を継続したことが大きかったのです。
しかし、最近はこれに加えて新しい方法を試したところ、更に改善傾向がありました。
今回は、そのスイング方法について書いておきたいと思います。
テーマは流行りの「地面反力」です。
この方法を取り入れた後のラウンドはまだないので、データがないのですが、いったん今の段階での理解とスイング改善への効果についてまとめておきたいと思います。
<先週のゴルフ練習>
・土曜:ラウンド(スコア90)
・日曜:ラウンド(スコア95)
・月曜:ドライビングレンジで自習、アプローチ練習
・火曜:ラウンド(スコア91)
・水曜:ジョギング、ドライビングレンジで自習
・木曜:素振り
・金曜:素振り
・土曜:ラウンド(スコア97)、ドライビングレンジで自習
・日曜:ラウンド(スコア85)、ドライビングレンジで自習
<今週のゴルフ練習>
・月曜:ラウンド(スコア90)
・火曜:休み
・水曜:素振り
・木曜:ラウンド(スコア96)、ドライビングレンジで自習
・金曜:ドライビングレンジで自習、ジョギング
となります。
これ以外に筋膜リリースを基本的に毎日、パターマットは外でパターを握った日(つまりラウンドした日)以外は基本的に毎日やっています。
スイングのテーマの1つめは「伸び上がりをしすぎず、体を回す」
最近の自習のテーマの1つめは、前回の記事に書いた「伸び上がりをしすぎない」です。
これはドライビングレンジでの自習にて、
・全てのショットをスローで撮影
・しかも、ヘッドスピードと飛距離を「ユピテルスイングトレーナー」を使って数値を確認
・様々な意識の持ち方でスイング
・その上で、良い(伸び上がりすぎてない)スイングと悪い(伸び上がりすぎてる)スイングの差、良い数値のスイングと悪い数値のスイングの差を確認
をすることにより、「どんな意識でスイングすれば『ナイススイング』『ナイスショット』になるのか」を確認しながらスイングするという方法で練習を続けていました。
これを1ケ月ほど続けた結果、アイアンに関してはかなりスイングが改善されて来ています。
具体的には、過去最高レベルのショットが1回の自習(60球くらい)で2~3回は出てくるようになりました。
そこで、これに加えて最近は新しいスイング法も試すようにしています。
それが、「地面反力」を使うというゴルフ理論です。
スイングのテーマの2つめは「地面反力」を使ったスイング法
最近のゴルフ雑誌を見ているとこの「地面反力」という言葉がよく出て来ます。
その上、様々なゴルフ理論を調べても、私が通っているスポーツトレーナーの方の話を聞いても、私と似たようなスイングをするプロのスイング動画を見ても、今のゴルフ理論ではこの「地面反力」を活かすというという方法が主流であり、合っていると感じることが多かったです。
実際に去年復活優勝したタイガーウッズにプロコーチのクリス・コモ氏が教えたのもこのスイングであるなど、信憑性を感じさせる最近のエピソードは多いです。
また、私は4スタンス理論やレッスンプロからの指導をもとに、宮里藍さんのスイングを参考にすることが多いのです。
そして「宮里藍さんにできていて、私にできていない動き」と以前から思っていた動きが、まさにこの「地面反力」を使った動きだと気づいたのも、この言葉に興味をもった理由のひとつでした。
そこで、この地面反力の第一人者であるDr.クォン氏と、同氏の理論を活かした指導について本人からのお墨付きがある吉田洋一郎氏の共著である「驚異の反力打法」という書籍を読み、このスイング方法を意識して練習してみました。
これにより、ちょっと前まで「60球に2~3球」出ていたアイアンのナイスショットが、「60球に20~25球」くらい出るようになってきました。
この著書の内容については、また詳細をレポートしたいと思いますが、スイング方法の意識の持ち方には以下のポイントがあるとのことでした。
・バックスイングでは右足かかとと左足つま先で踏む
・バックスイングからトップにかけて、多少伸び上がることは問題ない
・トップでは「形」よりも、下半身主導の切り返しという「動き」が大事
・ダウンスイングでは右足はつま先をふむ
・ダウンスイングからインパクトにかけてまず左足真ん中で踏み、かかとへと踏んで行く
・インパクトでは、多少伸び上がる動きが必要
・体重移動の意識は不要
・意識の持ち方は人それぞれなので、色々な意識の持ち方を試す方がいい
そうです。
これらは、なぜそうなのかについて物理学を用いて解説されているので、説得力があります。
また、「理論としてはこうなんだけど、アマチュアはそれをやりすぎて他の動きに支障が出ることがあるため、逆の指導をするレッスンプロがいる。」という点についても解説されているため、「これまでに私が受けた指導との違いについての受け入れ方」についても理解がしやすいです。
そして、これにより、ナイスショットの確率が確実に上がってきました。
同著のコンセプトが「頼りになるのは 筋肉より 科学の力」というコンセプトも私の目指すスタイルに合っていると感じました。
これもしばらく試してみたいと思います。