ゴルフのブログ ~経営コンサルタントが頭でGolf攻略 ~by神谷奏六

運動神経悪い芸人並みに運動神経ゼロ、力もなし、身長165cm。ゴルフ歴10年でアベレージ100超えの経営コンサルタント・神谷奏六が、その運動能力不足を、データ分析と努力でカバーしてベストスコア71・シングルを目指すブログ。現在アベレージ88。

ゴルフ大会にデビューした話 〜(お遊びコンペではない)ゴルフ競技に出る魅力編〜

私はゴルフ歴10年、クラブハンディ19.7の状態で、先日初めてクラブ競技なる大会(ハンディキャップ戦)に出場しました。

 

今の沖縄のホームコース(美らオーチャードゴルフ倶楽部)の会員権を買うまでは、ゴルフで他人と勝負するものといえば、仲のいい友人同士で軽くニギってみたりしたくらい。

 

上記はコンペではないので、それ以外はサラリーマン時代の社内コンペ(新ペリア=ダブルペリア)や、沖縄の仲間うちでの新ペリア(そうダブルペリアです)で飛び賞で順位賞がつくコンペくらい。

 

つまり隠しホール頼み=ほぼ運次第のコンペくらいしか出た事がありません。

 

 

強いて「実力が試されるコンペ」を挙げるとすれば、今のホームコース(美らオーチャードゴルフ倶楽部)の月例くらい。

 

会員権を買ってからも、月例会には毎月参加していましたが、しょせん月例で一緒に回るのは一緒に申し込んだいつものゴルフ仲間、しかも自分と実力の大差ない慣れ親しんだゴルファー友達です(私のホームコースの場合です)。

 

初めての月例は緊張したりしていましたが、最近では毎月出ているので、月に1回しかないハンディキャップ戦にも関わらず、割と場に慣れて来た感じで参加していました。

 

 

そんな中、ここ最近中々ないくらいの緊張感で望んだクラブ競技は、非常に収穫の多いものになりました。

 

しかも、今回私が参加したのは、運だけで決まる新ペリアでもなく、上級者にはどうやっても勝てそうもないようなスクラッチ戦でもなく、自分の実力を発揮できたか・実力なりのマネジメントができたか次第で勝敗が決まるハンディキャップ戦のクラブ競技であり、非常に貴重な経験になりました。

 

ゴルフ歴10年の中でほとんどはアベレージ100オーバー、最近やっと初めて80台を出したことがあるくらいの私が、初めてクラブ競技に出た経験を踏まえて、初めての競技デビューの魅力や、注意点について書いてみたいと思います。

 

今回は「競技に出る魅力編」です。

(事前準備編は以下。)

golfblog.hatenablog.jp

 

(当日編は以下。)

golfblog.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

私のようなゴルフ競技経験のほとんどないプレーヤーが、ゴルフ大会(競技ゴルフ)に出る魅力について、私が出てみて初めてわかった点について、書いてみたいと思います。

 

 

競技の魅力1:なかなか味わえない緊張感の中でゴルフする経験

普段の友達同士のラウンドや、新ペリアのコンペだと、ルールもなあなあ、スコアへの意識も軽くなりがちです。

 

また、普段のプレーでは、競技と違ってオッケーあり、リプレースあり、特設ティー使用可能など、本来のゴルフルールとは異なるルールでプレーでき、リラックスしてプレーできます。

ところが、競技ではそうもいきません。

 

「今日の18ホールは完全に正式なルールに則ってラウンドする」という状況には、かなりの緊張感があります。

 

今回、私が参加した競技には、会員歴40年以上・競技参加年数30年以上といった会員も参加していましたが、やはり緊張し、慎重にプレーするようになると言います。

 

何百回もラウンドして人にとって、ゴルフで緊張する場面というのはなかなかありません。

 

「ゴルフ場デビューした初めてのラウンドや、初めて参加した月例、初めてシングルクラスの上手い人と回った時などにしたあの緊張感、最近は味わえていない。」という人も多いと思います。

 

しかし、久しぶりにその緊張感が味わえるのが競技です。

 

ルールには厳格、特設ティーやオッケーなどのプレーを早くするための特例措置もなし、そして全員がハンディに対してどれだけ上回れるかを戦うという基本的に全員が競った展開、これらがなかなか味わえない緊張感を高めてくれます。

 

緊張からくるミスショットももちろんありますが、適度な緊張感がもたらすナイスプレーもやってきます。

 

だから、競技でのダボやトリプルは普段よりずっと悔しい思いをしますが、逆に競技でのバーディーは普段のバーディーより遥かに嬉しく、はるかに大きな達成感を味わうことができます。

 

 

 

競技の魅力2:大きな目標と、それに向けた準備と、目標を達成した達成感・悔しさから来るモチベーションが味わえる

 

多くのゴルファーは「いつか90台」「いつかシングル」のような期限のない目標(というか憧れ)のようなものは持っていても、「この日に、こんなプレーをして、これくらいで回って、これくらいの結果を出す!」という具体的な目標を持つ機会は少ないと思います。

 

だから、「久しぶりのラウンドだし、前日に打ちっ放しくらいは行っとこうか・・・」くらいの備えをすることはあっても、ある1日のラウンドのために何ケ月も前から、学習して、スケジューリングして、練習して、調整して・・・といった行程を経てラウンドに臨むことはあまりありません。

 

しかし、年に何回かしかない競技に参加するとなれば、話は別、真剣に取り組みます。

 

私は今回の初出場のクラブ競技に参戦するにあたって、過去のスコアを調べ、天気などと照らし合わせて優勝ラインを推測し、その優勝ラインのネットスコアを達成するために必要な事を2ケ月前から調べていました。

 

準備段階として、SG(ストロークス・ゲインド)を使って最近の私の苦手なショットを全て分析。

その上で、私の苦手なロングパットと150~200ヤードのショットの改善が必要とわかってからは、競技に向けてその練習をする機会を増やしました。

golfblog.hatenablog.jp

 

ロングパットは、ラウンドしない日の早朝や夕方にホームコースに通って片手パットを繰り返したりしながら感覚を磨きました。

 

150~200ヤードは、実際のラウンドで使う3W~5Iを持って練習場でレッスンプロに傾斜地の打ち方を質問したりしながら、練習場と練習ラウンドで対応力を磨きました。

 

ここまですると、本番(競技)でどれくらい苦手なショットが克服できたのか(できなかったのか)がわかるだけでなく、得意なショットがどれくらい発揮できたの(できなかったのか)がわかます

 

ロングパットの練習を練習グリーンで繰り返したことにより、今回の競技では苦手なロングパットで(普段なら)OKの距離に寄せたことが何度もありました。

 

このロングパットで寄った時の達成感は、普段の「なんとなくのラウンド」でロングパットを寄せた時に得られる達成感とはまるで違います。

 

「苦手なロングパットを、何ケ月もの練習グリーンでの猛練習の末に」という但し書きがついて、初めてそのパットがOKに寄せられるまでに改善したことの大きな達成感が生まれます。

 

一方で、普段では得られない達成感が得られるとともに、普段の遊びのラウンドの失敗では得られない悔しさも得られます。

 

私は普段のラウンドでは、

 

・ほぼ毎日、自宅のパターマットで練習してきた6フィート以内のショートパット

・アプローチ練習場で週2くらいで練習している20ヤード以内の寄せ

 

の2つでスコアを稼いでいる傾向があります。

 

しかし、クラブ競技の決勝ではこの6フィート以内のショートパットと20ヤード以内の寄せが悪かったためにスコアを伸ばせなかったと分かりました。

 

これも「何ケ月もショートパットや20ヤード以内の寄せを練習したにも関わらず、この本番であるクラブ競技で寄らなかった」という経験がもたらす悔しさは、遊びのラウンドで1メートルのショートパットを外した悔しさとは全く異なります。

 

そしてこの悔しい経験をすることの何が良いかというと、「こんなに練習したのに、まだ本番で使えるレベルにはなっていなかった」という事実に気づく事ができるということです、

 

具体的には、遊びのラウンドでの失敗ではなく、この競技のラウンドでの悔しさは練習へのモチベーションになります。

 

 

「猛練習したグリーン周りからのウェッジでの転がし」が遊びのラウンドで寄らなくても、「あんなに練習したのに、なぜだー!」くらいの感情は湧きます。

 

でも、その程度です、

 

しかし、競技に向けて猛練習した上で、競技でグリーン周りからのウェッジでの寄せに失敗すると「あんなに練習したのにめっちゃ悔しい。しかし、いやそもそも本番で使えるレベルには仕上がっていなかったのではないか。もっと練習しなくては。」と思えます。

これは競技に出た人ならではの考えだと思います。

 

 

このような「達成感」と「悔しさ」はクラブ競技ならではなのではないかと思います。

 

書いていて気づいたので、ここで私なりに断言します。

 

この記事では「4つのメリット」を書いていますが、競技に出る最大のメリットは、この「大きな目標に向けてちゃんと準備して、失敗した悔しさ(から来るモチベーション)と、成功した達成感」しかないと思います。

 

仕事でも、スポーツでも、趣味でも、このために人間は頑張れると思います。

 

この頑張る厳選を得るためのかなりいい環境が「ゴルフ大会(競技)」だと感じています。

 

 

 

 

競技の魅力3:ルールを学ぶことができる

普段のラウンドでは、誰かがルール違反をしてもそれを指摘されることはありません。

 

例えば、ティーショットをデベソしていたとしても、それが遊びのゴルフであれば「それ、本来なら2打罰な」なんて指摘したら空気が悪くなります。

 

だから遊びのコンペであればデベソのペナルティの話題なんて出さない場合がほとんどですし、なんなら友達を不機嫌にさせてたくないためにデベソしていたことすら指摘しない場合がほとんどです。

 

しかし、競技なら当然デベソは指摘しますし、その際に「もしデベソのまま打っていたら2打罰だったね。」というような会話が生まれるので、ルールの勉強になります。

 

これは競技に参加して初めてわかったのですが、多くの競技参加者は競技の前にルールを勉強し、当日もかなりルールを意識して参加しています。

 

だから、ルール違反になりそうなプレーが起こった際に、自身の確認の意味もこめてよくルールの話をします。

 

そして、(これは地域差や、クラブの会員の質の差があるのかもしれませんが)私のホームコースの沖縄のゴルフ場の会員の場合、気づいたらすぐに教えてくれます。

 

勝利に対してストイックすぎて、他人のミスに対して「1打でも多くペナルティを与えてやろう」と考えているような参加者層ならわかりませんが、全てがゆるい沖縄のうちなーんちゅゴルファーの場合、ペナルティになりそうな時点で教えてくれます。

 

おそらく、ほとんどのプレーヤーは知っているルールに関しては同伴プレーヤーに対して、自身への確認の意味も込めて、よく教えてくれるものなのだと思います。

 

今回も私が誤って異なるティーから打とうとした際に「ティーが違うよ」と同伴競技者が教えてくれました。

 

また、それだけでなく、その際に「もし異なるティーから打った場合、2打罰だよ」「その場合、最初の(誤所からの)ティーショットは打数にカウントせず、次に正しい位置から3打目としてティーショットになるよ」「ティーアップしてから打つまでの間に指摘されて、正しい場所からティーアップすれば罰なしだよ」というように、ルールの詳細まで教えてくれました。

 

つまり

・競技なのでルールは厳格に

・気づいたら(空気が悪くなったとしても)指摘する

・だけど「同伴競技者を貶めるために、事前に指摘せず黙っておく」ことはしない

・自戒の意味を込めて、類似の事例についても同伴競技者とルールを共有する

という、ゴルフの本質を踏まえてルールを学ぶにはベストな場が競技だと言えるかもしれません。

 

これは(空気を悪くしたくない)遊びのラウンドではなかなか生まれない会話だと思いました。

 

 

なお、今回一緒にラウンドさせていただいた上級者の知識を聞いたり、私が初めての競技を経験した中で感じた、「ルールを学ぶベストの教材」は以下の「2018年度版 すぐに役立つゴルフルール」です。

 

 

 

競技の魅力4:ゴルフ場設計者の意図を18ホール単位で味わえる

 

ゴルフ場の18ホールではそれぞれのホールで、設計者が簡単にスコアをよくできないように罠を設けたり、それでも技術を磨いて頭を使えばよいスコアが出るように攻略ルートを設けたりしています。

 

いずれもホールも簡単にパーやバーディーを取らせないようにする罠があったり、ちょっと工夫すればパーやバーディーが取れるような攻略ルートがあったりしますが、それでもホールによって難易度にバラツキが出ます。

 

だから、上級者ならバーディーが取りやすいホール、上級者でもボギーを叩きやすいホール、初級者でもパーが取りやすいホール、初級者だと簡単にトリプルになりやすいホールなどが18ホールのなかに点在している場合がほとんどです。

 

そんなゴルフ場をラウンドする際に、遊びのラウンドであれば、全ホールパーを狙いに行きがちです。

 

というよりもほとんどの初級・中級プレーヤーは、遊びのラウンドなら全ホールでパーオン1パットのバーディーを期待して18ホールをラウンドしていると思います。

 

しかし、競技であれば、18ホールトータルでのスコアでの勝負なので、真剣に競技ラウンドを重ねれば重ねるほど、18ホールでのマネジメントを考えざるを得なくなります。

 

例えば、

 

例1:このホールはバックティーは距離が長くてずっと打ち上げのホールなので、私はボギーオン・2パットで100点、ダボもやむなし

例2:このホールはフルバックティーだと残り190ヤード付近から左に曲がる距離のない左ドッグレッグ・しかも左右のOBはないので、フッカーの私にとってはティーショットでドライバーを持ってパーが狙え、あわよくばバーディーが狙える

例3・このホールは距離の短いパー3だが、ショートすると手前の石垣にボールが入ってアンプレアブルにになるので、無風ならパーオン狙いだが、風が強くて読めなければオーバー目に打ってボギー狙いでよし

 

というように、普段はなかなかやらない、18ホール全体でのコース設計者との勝負を楽しむ事ができます。

 

上記の例1はホームコースの美らオーチャードの4番、例2は7番、例3は12番ですが、遊びの、しかもレギュラーティーのラウンドなら何も考えずにバーディー狙いするところですので、競技ならではの攻め方が楽しめると言えます。

 

これらは、去年までアベレージ105オーバーだった私が、今年になって初めて競技ゴルフに出て、初めて私が味わった経験から言える、競技ゴルフのメリットです。

 

私の意見ですが、会員権を持っている方はホームコースで、会員権は持っていないけどハンディキャップを取得できる(GDO、楽天GORAなどの活用で出れる試合が増える場合があります)方はそのハンディキャップを活かして、一度でも競技ゴルフに出てみることをお勧めします。

 

「俺なんてまだまだ」というレベルの方でも、一度でも競技ゴルフに出てみると、これまでできなかったゴルフの本質というか、歴代のゴルファーが築いて来た世界観というか、そういった「ゴルフの深いところ」に触れる貴重な経験ができます。

 

その意味で、私はクラブ競技に出てみて本当によかったと思っています。

というか、正直「ゴルフのない人生ではこんな体験はできなかった。ゴルフのある人生、ありがとう!」くらいに思っています。

 

競技参加はめっちゃおすすめなのです。

 

 

 

ただし、競技参加にあたっては条件を設けている大会・競技・倶楽部がほとんどです。

そこで、次回の記事で「では、初心者同然の俺にとって、大会(競技)参加には何をすればいいの?」という問いに対して、答えられるような記事を、以下のページで書いています。

golfblog.hatenablog.jp

 

当日やることについて書いてみた記事は以下。

golfblog.hatenablog.jp

 

 

アベレージ100オーバーだった私が、アベレージ80台になるまでにやったゴルフ上達法は以下。 

golfblog.hatenablog.jp

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