ゴルフのブログ ~経営コンサルタントが頭でGolf攻略 ~by神谷奏六

運動神経悪い芸人並みに運動神経ゼロ、力もなし。ゴルフ歴10年でアベレージ100超えの経営コンサルタント・神谷奏六が、その運動能力不足を、データ分析と努力でカバーしてベストスコア71・シングルを目指すブログ。現在アベレージ83。

全4回 「私のゴルフ場の会員権の選び方」 (3/4) メンバーの総額プレーフィーを細かく確認する

ゴルフ場の会員権を買い、メンバーになると、メンバー価格でラウンドできたり、メンバーだけが参加できるイベントに参加できたりするなど、様々な特典があります。

 

しかし、「いかにお得か」「いかに特典が多いか」「自分の生活の中で、いかにメンバーライフを満喫できるか」には、コースによってかなり大きく差が出ると思います。

 

 

そこで、「ゴルフ場の会員権を買うコースの選び方」について、私の実例と合わせて紹介してみたいと思います。

 

この記事は全4回の3回目。

メンバーフィーを見るのには、いわゆる「プレー費」だけでなく、1日トータルでの総額費用を見ると、ゴルフ場ごとの意外に大きな差が見えてくる、という点です。

 

<このシリーズの記事一覧(今回は第3回です)> 

<第1回(最初)の記事> 「私のゴルフ場の会員権の選び方」  ゴルフ場選びチェックリストと、メンバーコースの選び方

 

<第2回(前回)の記事>「私のゴルフ場の会員権の選び方」 メンバーコースは立地が何より1番大事 〜近さ以外に、気候なども要確認〜

 

 

<第4回(次回)の記事>「私のゴルフ場の会員権の選び方」 コース難易度とメンテナンス 〜通えば上達できるコースなのか?

 

 

 

 

 

 

 

もちろん「プレーフィーの予算が合っていること」が大事

会員権を購入する際は、会員権と年会費の予算も大事になりますが、プレーフィーの予算も重要となります。

 


沖縄だと、メンバーのプレーフィーもコースによって、4,000円台から1万円近くまでと、(ビジターのプレーフィーほどではありませんが)差があります。

 

沖縄では、基本的に

 

那覇市に近いコース

・プロのトーナメントが今でも開催されているコース

 

ほどプレーフィーが高くなり、それ以外のコースは安くなる傾向があります。

 

 


私は自宅がそもそも那覇市から少し離れた沖縄本島中部であり、自宅から遠くないゴルフ場でメンバープレーフィー5,000円台ならいいかな、というのが予算感でした。

 

この「5,000円台」という金額は、沖縄全体の相場と比較して考えた基準でもあるのですが、他には、当時よく通っていた北部・宜野座村宜野座カントリーとの比較で想定した金額でもありました。

 

宜野座カントリークラブには、正規会員以外に県内在住者限定の「プレミアム会員」という、(他のコースでいう友の会のような)ライトな会員制度がありました。

 

私は美らオーチャードの会員権を買う前から、その宜野座カントリークラブプレミアム会員に入会しているのですが、この会に入っている、無料プレー券と10枚以上の割引券が付いてきます。

 

この割引券を使ったプレーフィーが夏(6月〜10月)の間は5,680円で食事付きなのです。

 

なので、会員権を買うならば、メンバーのプレーフィーがこれより安い金額で回りたいと思っていました。

 

そして、美らオーチャードゴルフ倶楽部は、(後述する様々な割引を使わなくても)メンバープレーフィーが5,500円・食事付きなので、どのようなプレースタイルでもほとんど割増料金もかからないため、私の予算感に合っていたのです。

 

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美らオーチャードゴルフ倶楽部

 

 

 

2バック・3バック、キャディーフィー、昼食・朝食など、様々な追加費用の金額も考慮する

 

また、プレーフィーの予算感を調べる際に考えるべきは、「追加費用」の有無です。

 

例えば、私の場合は妻と2人でラウンドする事が多いのですが、コースによってはビジターだけでなく、メンバーに対しても2バック割増、3バック割増料金を取るコースもあります。

 

中には、「メンバーでも2バックプレー不可」というコースもあり、このようなコースは、そもそも2人でプレーしたい私たちにとっては選択肢から外れることになります。

 

そんな中、美らオーチャードゴルフ倶楽部は、メンバーは3バック割増がかからないのはもちろん、2バック割増もかからないというのも魅力でした。

 

 

また、沖縄でもセルフプレー不可というゴルフ場があり、このようなコースだとキャディフィーが必ずかかります。

 

沖縄のゴルフ場のほとんどのコースでは、キャディのレベルは本土のキャディとは比べものにならないくらい仕事のクオリティが低いです。

 

大体どのコースでも、(あくまで本土の平均的なキャディと比べて、ですが)手際が悪かったり、やってくれる仕事の量が少なかったり、間違いが多かったり、気配りが足りない場面が多かったり、ボールを見つけられない事が多かったり、というキャディが大半(もちろん全員ではありません)です。

 

 

もちろんコースによって、そしてキャディによって差はあるのですが、このような沖縄の状況では、どんなキャディが付くかもわからない中で、「セルフプレー禁止(キャディ必須)」のコースをメンバーコースとして頻度高く回りたいとは思えませんでした。

 

そこで、私にとってはセルフプレー可能なコースのみが選択肢となりました。

 

 

 

この他の追加費用としては、食事代が挙げられます。

 

沖縄のゴルフ場では、メンバーのプレーフィーには食事代が別となるコースが多い(一方、ビジター料金には食事代が含まれる事が多い)です。

 

しかし、美らオーチャードゴルフ倶楽部は、食事代がメンバー・ビジター共に、ほとんどのプランでプレーフィーに含まれています。

 

これにより、実質、プレーフィーだけでなくその日の昼食代も浮いていることになります。

 

さらに、沖縄のゴルフ場には「平日は無料朝食バイキング付き」というコースも出てきました。

 

このようなコースだと、朝食代まで浮いてしまうことになります。

 

そしてここからが私にとっては結構重要だったのですが、この朝食バイキングが、コースによってクオリティに非常に差があるのです。

 

 

例えば沖縄本島では、オーシャンキャッスルカントリークラブ、宜野座カントリークラブでも平日無料朝食を提供しています。

 

しかし、これらのコースで提供されている朝食は、おかゆ、コーヒー、パン、いくつかの飲み物、、、くらいのもので、あくまで「軽食」程度の内容です。

 

 

ところが、これは今のところ沖縄本島では唯一だと思うのですが、美らオーチャードゴルフ倶楽部の無料朝食バイキングは、サラダ、漬物、和え物、梅干し、ベーコン、ソーセージ、焼き魚、煮物、卵焼き、ご飯、とろろ、納豆、生卵、味噌汁、パン、ヨーグルト、フルーツ、コーヒーなど、非常に充実しています。

 

「リゾートホテルの朝食バイキング」ほど充実しているとは言いにくいですが、「ビジネスホテルの朝食バイキング」よりは明らかに充実しています。

 

 

「リゾート旅行の朝食ほどのものは求めないけど、普通の朝食としてしっかり食べたい」くらいの要望であれば、確実に満たせるレベルの充実した朝食です。

 

ゴルフ場に行く車の中で、コンビニのおにぎりとサンドイッチとコーヒーで朝食を済ませるくらいであれば、それを遥かに上回る朝食がゴルフ場で無料で取れる(ただし平日のみ)という魅力があります。

 

これは、メンバーとなるゴルフ場選びの中で非常に高いポイントでした。

 


この他の細かい追加費用で言うと、月例会の参加費、九州ゴルフ連盟費(連盟加盟コースは1回のプレーにつき数十円を払います)、ビジター優待券の有無や内容などがありますが、これらはメンバー本人にとってはどのコースでもあまり金額の差はないと思います。
(例えば、美らオーチャードは九州ゴルフ連盟加盟コースなので、1回のプレーあたり数十円の連盟費がかかります。これは九州ゴルフ連盟非加盟のサザンリンクスや宜野座カントリーだとかからないのですが、あまりに額が小さいため、気にしないことにしました。)

 

 

ポイントやスタンプカードなどで意外と大きな割引になるレアケースなコースも

それよりも、スタンプカードやポイントカードの特典などの方が割引額が大きくなる事が多いです。

 

沖縄だと、プレーフィーに応じてポイントが貯まるアコーディアカードのようなものがあるのが、アコーディア運営のパームヒルズ、サザンリンクス、AGCカードでポイントが貯まる守礼カントリー、GCCカードでポイントが貯まる宜野座カントリーなどがあります。

 

この点では、私が知る限り、沖縄では美らオーチャードゴルフ倶楽部のスタンプカードの割引額が最も大きいと思います。

 

ここのメンバー用スタンプカードは、1回プレーで1個(月例参加の日は2個)押され、スタンプ5個ごとに1,000円または1,500円引き、スタンプ15個ごとに特別プレーフィー(なんと2,000円)でプレーできるという特典があります。

 

 

これがビジターでプレーしても安いコースなら、そこまでお得だとは感じなかったかもしれません。

 

しかし、美らオーチャードゴルフ倶楽部は、過去に大京オープンという男子プロのトーナメントを開催していたコースだということもあり、繁忙期なら平日でも1万円超え、土日なら2万円近くになることもあり、メンバーになることにより得する金額が大きいのです。

 

さらに、ここまでの、食事や割引まで含めた総額のプレーフィーで計算すると、美らオーチャードのプレーフィーはとんでもなくお得だと思ったのです。

 

 これらのような、プレーフィー以外の細かい追加または割引金額は、メンバー以外には知られていない事が多いので、情報収集が大事だと思います。

 

特に2バック・3バック割増の有無は重要になると思います。

 

 

 

さて、次回は最終回、コースや施設その他についてのメンバーコースの選び方について、解説したいと思います。

 

 

<第4回(次回)の記事> 「私のゴルフ場の会員権の選び方」 (4/4)コース難易度とメンテナンス 〜通えば上達できるコースなのか?

golfblog.hatenablog.jp

 

 

<過去の記事はこちら> 

<第1回(最初)の記事> 「私のゴルフ場の会員権の選び方」 (1/4) ゴルフ場選びチェックリストと、メンバーコースの選び方

golfblog.hatenablog.jp

 

 

<第2回(前回)の記事> 「私のゴルフ場の会員権の選び方」 (2/4) メンバーコースは立地が何より1番大事 〜近さ以外に、気候なども要確認〜

golfblog.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

 

過去の「私が学んだ『色々なゴルフ用品の選び方』シリーズ」はこちら

クラブの選び方(4スタンス理論編)

golfblog.hatenablog.jp

 

ゴルフシューズの選び方

golfblog.hatenablog.jp

 

 

パターの選び方

golfblog.hatenablog.jp

 

ウェッジの選び方

golfblog.hatenablog.jp

 

 

ゴルフ用サングラスの選び方

golfblog.hatenablog.jp

 

 

ゴルフ素振り用バットの選び方

golfblog.hatenablog.jp

 

他に書きたい選び方シリーズには、「ゴルフボールの選び方」「ゴルフグローブの選び方」「ゴルフ用の帽子の選び方」などがあり、追って少しずつアップしていきたいと思います。

 

 

 

golfblog.hatenablog.jp

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