ゴルフのブログ ~経営コンサルタントが頭でGolf攻略 ~by神谷奏六

運動神経悪い芸人並みに運動神経ゼロ、力もなし。ゴルフ歴10年でアベレージ100超えの経営コンサルタント・神谷奏六が、その運動能力不足を、データ分析と努力でカバーしてベストスコア71・シングルを目指すブログ。現在アベレージ83。

ホールインワン保険を適用するルールや手続きについてまとめておく(前編) 〜私がホールインワンを達成した時の話〜

先日、ホールインワンを達成しました。

 

しかも、セルフプレーだったにも関わらず、目撃者がいたのでホールインワン保険が適用になるというラッキーな状況。

 

と、言っても、周囲にホールインワン達成者なんてあまりいないので、自分がホールインワンを達成した瞬間は「嬉しいには嬉しいが、これから何をどうすればいいの?」

 

保険会社は?手続きは?保険金支払いの対象は?期日は・・・?

 

という状況でした。

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そこで、私がコースや保険会社の人に問い合わせしながら進めた手続きや、その過程で判明したルールを実例に沿ってまとめてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

1.ホールインワンを達成した状況

私がホールインワンを達成したのは、2018年の10月、妻と二人でいつものようにホームコースの沖縄・美らオーチャードゴルフ倶楽部にて、セルフプレーでラウンドしていた時でした。

 

その日は最初の1番のパー4がパー、2番のパー5もパーと好調。

 

そして3番のパー3を迎えました。

 

この美らオーチャードというコースは3番が谷越えティーショットになり、ティーショットを打ったらそこから電動カートに乗って橋を渡ってグリーンに行かないといけないため、3番のティーショットのところで何組か待ちになることが多いです。

 

せっかちな私はこれで集中力を切らしてしまうこともあるのですが、この日は朝イチのトップスタートだったため、2番をホールアウトしてから間髪入れずに3番のティーショットを打つことができました。

 

風は無風で、ガードバンカーとガードバンカーの間の花道の先、グリーンやや手前にピンがあり、多少ショートしても方向さえ出せればバンカーに入れずに済むという、私にとっては狙いやすいと思えるピンポジションでした。

 

距離は135ヤードであり、ほとんどクラブ選択に悩まずに8番アイアンを抜いて、1回だけ素振りをしてサクっとティーショットを打ちました。

 

打った瞬間はよく捉まったナイスショットの手応え、少しだけ狙いより左に出た球は、いつもとは違うフェード軌道を描いてピンへまっすぐ向かって行きました。

 

球が空中を飛んでいる間は「これならグリーンのいいところには乗りそうなので、3ホール連続のパーは狙えそうだ」という印象。

 

それがグリーン上のピンやや手前に落ち、コロコロといい感じでピンの方に転がっていった時は「いや、早速バーディーも狙えるかも」という印象でした。

 

このボールの行方を見ていたのですが、カップのそばまで行った際に、肉眼でボールが見えなくなりました。

 

この時のカップの位置が、日の当たっている部分と早朝で長く伸びた木の陰との間にかかっていたので、「ボールが見えなくなったので、日向と日陰の間くらいのところに止まったのかな。」と思いました。

 

その一瞬後で、「まさか、入ったのか!?」と思い、二度見三度見しましたが、やっぱりボールは見えませんでした。

 

このとき、妻は私のショットもボールの行方も見ずに、カートの後ろでクラブを選んでいたので、妻もカップインの瞬間は見ていません。

 

 

続いて妻がティーショットを打ちましたが、大きく右にそれて隣のホールとの境目の方へ落ちました。

 

そこから2人でカートに乗ってグリーン方向へ。

 

ティーショットを失敗して多少意気消沈している妻をガン無視して、「入ったかも!入ってたらどうしよう!」とはしゃぐ私。

 

グリーン横でカートを止めて、妻は隣のホールとの境目へボールを探しに、私は一応パターを持ってカップへ。

 

上からカップを覗くと、きっちり私のボールがホールインしていました。

 

 

トップスタートなので前の組もいなかっただけでなく、私たち夫婦が2バックで回るとコースとのスタッフも驚くくらい早く上がる(18ホールで3時間以内とか)ので、この日も後ろの組も来ていなかったのは確認済み。

 

ホールインワン達成!」と妻に向かってさんざんはしゃいだ後で、妻がボギーでホールアウトした後はさまざまな角度で記念撮影をしました。

 

そして幸運なことに、この様子を、その時にたまたま妻が打ち込んだ側の隣のホールでメンテナンスをしていたコース管理課の従業員の方が見ていてくれたのです。

 

 

その従業員の方は「ホールインワンですか?」と声をかけてくれたので、「そうなんです。どうしたらいいんですか?」と質問しました。

 

すると、「私が見ていたので、保険会社向けの書類には、後で私がサインをしますよ。」と言ってくれました。

 

そこで、その従業員の方の名前だけ聞いておいて、私たちは続きのラウンドに行きました。

 

ちなみにその時点での私のベストスコアは81だったのですが、この日はホールインワンで浮かれてプレーを投げ出してしまうようなこともなく、絶好調のコンディションを活かして37・43の80でラウンドし、ベストスコア更新をしています。

 

 

 

 

2.まずはコースの方に報告

この美らオーチャードゴルフ倶楽部では、アウトスタートの場合、ハーフターンの9番と10番の間ではクラブハウス前を通らずにそのまま10番へ向かうカート導線になっています。

 

そこで、18ホールをホールアウトしてからコースの方に聞こうと思っていたのですが、この日はカートの設定ミスだったようで、前半アウト9ホールだけ終えた段階で、カートが間違ってクラブハウス前まで戻って来てしまいました。

(沖縄のゴルフ場ではよくあることです。)

 

そこで、クラブハウス前に戻って来たタイミングで、スタート室のスタッフの方に「ホールインワンを達成したんですが、どうしたらいいですか?」と問い合わせしました。

 

すると、スタッフの方からは「マジですか?すごいですね。保険入ってますか?目撃者いましたか?」と質問。

 

「保険、入ってます。目撃者はコース管理課の○○さんという方がそこにいて、目撃してくれました。」と回答しました。

 

ちなみに、実はこのホールインワン達成のわずか2ケ月前に初めてゴルフ保険に加入していました。

 

しかも、ホールインワンなんて全く想定しておらず、クラブの破損などの際に保険が使えたらいいな、くらいの発想で、年3,000円くらいの保険料で気軽に入った保険でした。

 

それが、加入2ケ月目でいきなりホールインワンなので、今思うと、保険金詐欺を疑われかねない状況だったかもしれません。

 

 

それはさておき、そのタイミングではスタッフの方は具体的な手続きはその場ではすぐにはわからなかったようで、「ホールアウトするまでに確認しておきますね。」と言われました。

 

そこで、残りの9ホールを終えて、(良いスコアだったので浮かれて)クラブハウス前に戻ってくると、「書類を用意しておきますので、先に風呂に入って、レストランで食事をしててください。レストランに書類をお持ちします。」と言われました。

 

そこでその通りに先に風呂に入り、レストランで食事をしていると、スタート室のスタッフの方がレストランに上がってきました。

 

そのスタッフ曰く、この時点で必要な書類は

 

(1)この日に私がプレーしたということの記録

(2)ホールインワンを達成したということの記録(コース指定の書式)

 

の2つだそうです。

 

(1)は、ハンディキャップ取得のためにスコアを提出する際の「提出用スコアカード」にこの日のラウンドの記録を書き、同伴者のサインを書いてもらって提出しました。

 

(2)はコースで指定している「ホールインワン確認書」という、達成ホールのホール番号と距離が書かれた書類があり、これに、ホールインワン達成者、同伴競技者、目撃者のそれぞれの指名、住所、電話番号を記入しました。

 

この2つの書類を提出した上で、他に必要な書類について質問したところ「この後は、保険会社にまず連絡してほしい。その上で、保険会社によって異なる必要手続きがあるかもしれないので、コース側で必要な手続きがあれば言ってほしい。」と言われました。

 

 

そこでこの日、自宅に帰ってから、三井住友海上に電話をし、やりとりをして保険金請求の手続きに入りました。

 

 

 

なお、私が加入していたのはネットで申込ができた三井住友海上のゴルフ保険です。

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このホールインワン達成の2ケ月くらい前に、ホームコースのメンバー仲間と話していて得た情報の中で選んだのがこの三井住友海上でした。

 

私が三井住友海上のゴルフ保険を選んだ理由は、「ネット申込が可能なゴルフ保険の中で、自宅でゴルフ練習していた際のクラブ等の破損に対して保険が適用されるのは三井住友海上のゴルフ保険のみだから」という理由です。

 

私が調べた他の保険会社は、「ゴルフ場やゴルフ練習場でのゴルフ道具の破損は保険適用内だが、自宅での破損は保険適用外」というものが多かったです。

 

自宅でのゴルフ練習でどれだけゴルフ道具が破損するのかは疑問ですが、確かに私は自宅でも練習をするので、ないよりはあったほうがいいです。

 

 

実際に問合せや書類作成、手続き等を進めてみても好印象だったので、三井住友海上のゴルフ保険を選んだのは間違いではなかったと思います。

 

 

 

 

 

具体的な手続き内容については、長くなって来たので次回以降に書きたいと思います。

 

 

 

 

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