ゴルフのブログ ~経営コンサルタントが頭でGolf攻略 ~by神谷奏六

運動神経悪い芸人並みに運動神経ゼロ、力もなし。ゴルフ歴10年でアベレージ100超えの経営コンサルタント・神谷奏六が、その運動能力不足を、データ分析と努力でカバーしてベストスコア71・シングルを目指すブログ。現在アベレージ83。

沖縄・宜野座カントリークラブの攻略法を、美らオーチャードゴルフ倶楽部と比べて分析してみた ゴルフの練習記録

最近5回のラウンドのアベレージは90.2、最近10回のアベレージは92.1、最近20回のアベレージは91.8、2018年のアベレージは95.4です。

 

最近10回のアベレージは先週時点より悪化しましたが、最近5回、最近20回、2018年のいずれのアベレージも向上してきました。

 

先週のゴルフの記録も書いておきます。

 

 

 

5月中旬~6月上旬に10ラウンド中80台が5回出た好調期がありましたが、これが直近から遡って11~20回目にあたることから、最近10回のアベレージよりも最近20回のアベレージの方がよいという、最近にしては珍しいデータになっています。

 

最近10回の平均が最近20回の平均より悪化しているということは、スキルが落ちているというようにも取れます。

 

しかし、最近5回のアベレージが90.2というのはゴルフを初めて以来過去最高であり、5月に80台が立て続けに出た時期でも「最近5回」のアベレージの最高は90.8だったことを考えると、直近のスコアを見る限りスキルアップしている手応えは私の中ではあります。

 

<先週のゴルフ練習>

・月曜:家でパターマット、ドライビングレンジ(自習)

・火曜:(出張中のため)素振りのみ

・水曜:(出張→沖縄に戻ってそのまま会食のため)休み

・木曜:ラウンド

・金曜:ラウンド、家でパターマット

・土曜:(台風で練習場がクローズになりレッスンも休みになったため)家でパターマットのみ

・日曜:ラウンド

 

 

番手間の距離のデータの分析と対策の方向性

ゴルフに関する書籍を読み漁っていると、アイアンのセッティングについては番手間の飛距離の差を均等にすることの重要性を説いている専門家が多くいます。

 

ゴルフの指導については「腰を回せ」「いや、腰を回すな」「手を使うな」「いや、手を使え」「ドライバーとパターは同じだ」「いや、ドライバーとパターは異なる」など、様々な正反対の意見が飛び交っていますが、この「アイアンの番手間の飛距離の差を均等に」という指導についてはあまり異論を挟んでいる人はいないと感じています。

 

また、(恐らくその方が本が売れるからでしょうが)「ドライバーはもっと飛ばせるように、こう打ちましょう」という本は多いですが、アイアンについては「もっと飛ばせ」という本はほとんどなく、「距離をコントロールせよ」という本が多いように感じています。

 

そこで、今週のレンジではユピテルスイングトレーナーを使って、クラブ間の飛距離の差を比較してみました。

 

各クラブで10球程度打った際の飛距離の差は以下です。

(飛距離はいずれも練習場でレンジボールを打ったショットをユピテルスイングトレーナーで計測した際の試算です。)

 

1W:平均203ヤード

3W:平均190ヤード

5W:平均180ヤード

4U:平均158ヤード

5I:平均154ヤード

6I:平均146ヤード

 

6Iから上をこのセッティングでラウンドするのであれば、5Wと4Uの間が開きすぎているというデータになります。

 

ちなみに、私のクラブのセッティングは、(1)ドライバー、(2)3W・5W・、(3)4U、(4)アイアン・ウェッジ、(5)パター、の5つを全て別々に購入し、後から長さ、重量、慣性モーメントの視点でクラブ間のバランスを取るようにシャフトを変えるというように調整しています。

 

つまり、(3)の4Uはそもそもフェアウェーウッドとも、アイアンともバランスが取れていない状態で購入し、それをシャフト換えのみによって調整していると言えます。

 

つまり、ここで対策として考えられるのは大きく分けて以下の2パターンかと思います。

 

①5Wと4Uの間を埋めるクラブ(7Wや3Uなど)を入れる

②4Uで170ヤード弱くらい飛ぶように長さや重量を調整する

 

の2つが考えられます。

 

私のキャディバッグにはクラブが13本しか入っていないので、①で対応することも可能なのですが、4Uと5Iの飛距離の差があまりに小さいことを加味すると②で対応する方が現実的なようにも感じます。

 

クラブごとの飛距離はクラブごとのスイングのやり方によっても異なる可能性があるので、この点については今後もデータを取りながら検討して行きたいと思います。

 

 

地元・沖縄県民ゴルファーが考える、初心者にも優しい宜野座カントリークラブの攻略法

先週はホームコースの美らオーチャードゴルフ倶楽部ではなく、宜野座カントリークラブというコースで2回ラウンドする機会がありました。

 

宜野座カントリークラブというコースは、コース会員権とはまた別に、沖縄県在住者限定の「プレミアム会員」という比較的気軽に申し込める会員制度を用意しています。

 

この「プレミアム会員」に入会すると大量の割引券に加えて年間数千円の会費で無料のプレー券が毎年2枚もらえるなどお得な制度になっているため、これを駆使する沖縄のゴルファーに愛されているのが宜野座カントリークラブというコースです。

 

宜野座カントリークラブのコースの特徴としては、以下のような特徴があります。

 

・レギュラーティー6,072ヤードだからそんなに長くない(琉球よりは短いが、美らオーチャードよりは長い)

・アップダウンもそこそこ(琉球よりは上り下りあるが、守礼よりは平坦)

・フェアウェーの広さもそこそこ(琉球よりは狭いが、美らオーチャード・守礼よりは広い)

・バンカーの数や入りやすさもそこそこ(琉球よりは少ないが、美らオーチャードより多い)

・グリーンはコーライ(守礼以外の沖縄のコースと同様)

・グリーンはまあまあ難しい(沖縄は北に行くほど難しいので、南部・中部のコースより複雑だが、オリオン嵐山・ベルビーチほど難しくない)

・海もまあまあ見える(サザンリンクス・美らオーチャード・PGM・ベルビーチよりは見えないが、オリオン嵐山・琉球・パームヒルズ・カヌチャよりはオーシャンビュー)

・空港から遠いので安くて空いている(南部や恩納村のゴルフ場よりは遠いため安くて空いてるが、オリオン嵐山ほど遠くなくそこまで空いている訳ではない)

・朝食無料(沖縄では珍しい魅力的なサービス、ただしおかゆとパンとコーヒーのみであり、美らオーチャードの無料朝食と比べると品数の少なさが目立つレベル)

・ランチの量が多く満腹になる(ただし主観にはなるが、味は琉球・美らオーチャードに劣る)

・九州ゴルフ連盟非加盟なので、メンバーでもオフィシャルハンディは出ないし九州インタークラブ対抗も参加不可(サザンリンクス、沖縄ロイヤル、千代田カントリー(宮古島)等と同様)

 

私が感じるのは「宜野座カントリークラブは、沖縄の中ではベーシックなゴルフ場であり、安さもあり初心者から楽しめるコース」というイメージです。

 

この宜野座カントリーでラウンドした2ラウンドと、距離短・フェアウェー狭・何よりバンカー多の美らオーチャードゴルフ倶楽部でラウンドした2ラウンドのショットを、SG(ストロークス・ゲインド)を使った スコア分析アプリ「Golfmetrics(ゴルフメトリクス)」を使って分析した結果のショット別ハンディの比較が以下です。

 

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ショットの残り距離→美らオーチャード:宜野座

<Drive>

パー4・5のティーショット→14:13

 

<Approach>

250ヤード以上のFW→13:42

200~250→22:0

150~200→Plus4:14

100~150→21:17

 

<Short game>

60~100→20:8

20~60→22:14

0~20→4:4

Sand0~100→40:Plus10

 

<Patting>

22feet~→34:34

7~21feet→35:13

0~6feet→4:15

 

まず目立って悪化しているのが250ヤード以上のFWですが、これは宜野座カントリーでOBを何度か入れているのが原因です。

 

宜野座カントリーではパー5の4ホール全てが左右OBであり、うち3ホールがドッグレッグになっていて、いずれもセカンドがOBになるリスクがあるホールであり、これにはまったことによりスコアを崩したことを示したデータだと感じます。

 

この他には150~200ヤードと0~6feetのパットがハンディキャップが悪化しています。

 

 

一方、目に見えてハンディキャップが良くなっているのが200~250ヤードとバンカーです。

 

200~250ヤードは宜野座では1回しか打っていないのであまり参考になりませんが、美らオーチャードのバンカーの難しさ(宜野座のバンカーの易しさ)を示している数値だと思います。

 

また、60~100ヤードの寄せ、20~60ヤードの寄せも宜野座カントリーのラウンドの方がハンディキャップが良くなっています。

 

これは、美らオーチャードはバンカーショット自体が難しいだけでなくバンカーが多く、その上グリーンが極端な砲台になっているホールが多かったり、グリーン周りのラフの箇所が急な傾斜になっている箇所が多く、100ヤード以内で大叩きすることが多いコースであり、それがデータに現れていると言えそうです。

 

逆に宜野座カントリークラブではグリーン周りは大きなトラブル要因は多くないため、ショートゲームに自信がある方であれば無難にグリーンそばまで寄せてからの勝負がよいとも言えるかもしれません。

 

ショット別のハンディキャップは有料スマホアプリ「Golfmetrics」で集計・分析できます。

得意・苦手な距離とか、得意・苦手なライとかわかるし、スクラッチプレーヤー(ハンディ0の人)と比べて何が課題かとかわかって面白いです。

 

1ケ月なら1,200円くらいで使えますので、アプリ購入する前にラウンドごとに全てのショットの残り距離を記録して貯めておいて、購入した後の1ケ月で貯めておいた分をまとめて入力して分析するとお得です。

 

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