色々試してデータを取る重要性 〜ゴルフレッスン書を読んでも指導者によって指導内容は大きく異なるという問題への対策案〜
私の最近5回のラウンドのアベレージは93.6、最近10回のアベレージは92.3、最近20回のアベレージは94.4、2018年のアベレージは96.6です。
1年以上前のアベレージが110前後、1年ほど前のアベレージが103~105、去年の年末頃、猛練習生活を始めたばかりの頃の2~3ケ月の間のアベレージが98〜99だった頃から比べると、引き続きだいぶ上達している手応えがあります。
また、先週末の時点よりも最近5回のアベレージは落ちていますが、最近10回と最近20回のアベレージは向上しています。
そこで先週のゴルフの練習記録も書いておきたいと思います。
先週、5月27日(日)~6月2日(土)のゴルフ練習はラウンド3回、ドライビングレンジ2回(レッスンなし)、アプローチ練習2回でした。
・日曜:ラウンド
・月曜:ドライビングレンジ、家でパターマット
・火曜:ラウンド
・水曜:ドライビングレンジ、アプローチ練習(片手アプローチ、バンカーショット)、家でパターマット
・木曜:ラウンド
・金曜:ドライビングレンジ、家でパターマット
・土曜:アプローチ練習(片手アプローチ、バンカーショット、50ヤード)、家でパターマット
この週は私が通っているレッスンが休みだったので、練習はラウンド、ドライビングレンジ、アプローチ練習のみでした。
ユピテルスイングトレーナーを使ってドライバーのナイスショットの飛距離を伸ばした方法
私が使っているショット分析アプリ「Golfmetrics」では、ティーショットの平均飛距離と75パーセンタイル飛距離(全ティーショットの飛距離上位25%に入るナイスショットの平均飛距離)を分析できます。
ここで集計される平均飛距離と75パーセンタイル飛距離はスコアカードに書いてあるホールの長さから、セカンドの残り距離を引いた距離なので傾斜や落ちた場所のライ、打ち下ろしか打ち上げかにもよって変わるので、なるべく同じ状況で比較する必要があります。
試しにホームコースの美らオーチャードゴルフ倶楽部でのラウンドごとの75パーセンタイル飛距離の推移を見てみると以下になります。
5月1回目(上旬):209ヤード
5月2回目(中旬):215ヤード
5月3回目(中旬):200ヤード
5月4回目(下旬):231ヤード
5月5回目(下旬):230ヤード
75パーセンタイル飛距離は打ち損ないを除いたナイスショットの平均飛距離を示す飛距離ですが、これが最近2回のラウンドで目に見えて伸びているのです。
このアプリで集計をし始めた4月上旬からのデータを見ても、75パーセンタイル飛距離は210~220ヤードだったことが多く、今回のように230ヤードが連続するのは珍しいです。
私の手応えとしては、一番効果があったと感じるのはレッスンに継続して行っていたことだと思います。
そしてもう一つ、少しだけ手応えがあるのが、最近新たに始めたユピテルスイングトレーナーを使ってヘッドスピードとミート率を測りながらドライビングレンジで打つ練習です。
私は自分で考えて自分でメニューを作って行う練習は、それが自分の課題に合っているか合っていないのかも分からない上に、上手になっているのか下手を固めているのかもわからないため重視していません。
練習方法は「今の私の状態であれば、どんな練習をするのがいいのか」をレッスンプロに聞き、それをレッスンがない日に練習するというようにしています。
ただし、このユピテルスイングトレーナーを使った練習は、自分のヘッドスピードとミート率が上がったのか上がってないのかを調べながら練習できるため、様々な打ち方や様々な意識を試しながらやる以上、上手くなることはあっても下手を固めることはありません。
そこでここ最近はユピテルスイングトレーナーを置き、2~3球ごとに意識を変えながらショットしています。
ゴルフレッスン書を読むと、指導者によって言っていることはかなり異なるだけでなく、人によって真逆のことを言っていることさえあり、今の自分に合う指導と合わない指導が存在していることだけはわかります。
そこで、様々なレッスン書に書いてある意識を色々試して、どれが実際に結果が出たかを調べる作業をしています。
例えば今は、
・左肩を回す意識
・右肩を回す意識
・右手で押し込む意識
・左手で引っ張る意識
・しっかりグリップ
・小鳥を包むようなグリップ
・体重移動をする意識
・その場で回る意識
・狭いスタンス
・拾いスタンス
・ぎったんばっこんする
・ぎったんばっこんしない
・バックスイングして自然に止まるところをトップとする
・バックスイングして思い切り引けるところまで引いた場所をトップとする
・頭を残す意識
・頭を残さず背骨を軸に頭も回転
・ボールをしっかり見る
・ボールはぼんやり見る
・アウトサイドからカットに入れる
・インサイドからプッシュ気味に入れる
などを試しています。
私は練習場で使われているレンジ用ボールだとナイスショットをしても飛距離は200ヤードくらいです。
そこで、上記の様々な意識のしかたの中で、今はどの意識を持てば200ヤード飛ぶかを試しています。
最近ではバックスイングして思い切り引けるところまで引いた場所をトップとすることと、インパクトの際に左腕を体の方に引っ張る意識を持った時に練習ボールで200ヤード飛ぶショットが出ています。
また、SG(ストロークス・ゲインド)を活用したショット分析アプリ「Golfmetrics」でこの週に行った3回のラウンドのショット別のハンディキャップを見ると、ティーショットのハンディキャップは11という数値が出ています。
私のオフィシャルハンデは20なので、このティーショットのハンディキャップ11という数値は私の中ではよい数値だと言えます。
そして、これは飛距離だけでなく正確性も高いということを示していることになるので、正確性を高めながら飛距離を伸ばすことに成功していると言えそうです。
ラウンド前のショートゲームの練習は意外と重要
この週に行った3回のラウンドのショット別のハンディキャップを見ると、最もハンディキャップがよいのが20ヤード以内のショートゲームで、9というハンディキャップ数値が出ています。
これは朝イチでアプローチ練習を1時間くらいやってからラウンドをした日に、その日の20ヤード以内のハンディキャップ0だった日が1日あったことが影響しています。
この日は朝すごく早く起きてしまった上に、午前最終組のスタートだったため、朝、片手アプローチ、20~70ヤードの10ヤード刻み、バンカー、グリーン周りの傾斜のラフなどを入念に練習した結果、ショートゲームが絶好調でした。
この日1日に限ってみれば20ヤード以内のハンディキャップは0になっていますが、20~60ヤードのハンディキャップはプラス10になっています。
こんな数字は見たことがありません。
朝イチで20~70ヤードの10ヤード刻みを、しかもドライビングレンジではなくアプローチ練習場の芝の上から練習できたことが功を奏したと感じます。
また最近3ラウンドの20ヤード以内がよかったのは、最近取り組んでいる片手での10~20ヤードのアプローチ練習が手応えがあると感じています。
最近3回のラウンドでショット別のハンディキャップが最も悪いのがバンカーショットで31でした。
これは先週のアプローチ練習場で練習したので、今週から結果がどう出てくるか気になるところです。
沖縄は既に梅雨に入っており、今週くらいから雨が降り始めたので、例年のようすから察すると今から3週間くらいは雨が続くと思われます。
せめて小雨くらいの日と時間帯を狙ってアプローチとバンカーの練習をいかにとれるかが重要だと感じます。
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