SG(ストロークス・ゲインド)を使って自分のショットを分析する具体的な方法論6選
私が自分のショットを分析している方法は、書籍「ゴルフ データ革命」で紹介されているSG(ストロークス・ゲインド)という指標を使った分析手法です。
SGを使った分析には、10万ラウンド以上のラウンドデータをもとに、スクラッチプレーヤー(ハンディ0)の人は、残り何ヤードのどんなライから平均どのあたりまで寄せるか、平均何打であがるかという統計データを用います。
この統計データと、自分が同じ残り距離・同じライからどんなショットを打ったのかを比べると、スクラッチプレーヤーに対して、どのショットでどれくらい打数を稼いだのか(損したのか)が分析できるというものです(詳細は以下)。
SGの比較対象となる元のデータはタイガーやマキロイのようなアメリカツアーのトッププロから、140も150も叩くようなアマチュアのデータまで集めているため、「自分とスクラッチプレーヤー」という比較ではなく、あらゆるレベルのプレーヤー同士を比較できます。
あるラウンドの、あるホールの、ある1打のショットについて評価することもできますし、ある日のドライバーで稼いだ(損した)打数の合計を出すこともできますし、直近1年のバンカーショットで稼いだ(損した)打数の合計を出すこともできます。
私は様々なスコア分析方法を調べてきましたが、ラウンドにおけるショット分析方法としては、このSGよりも根拠ある分析方法を見たことがなく、重宝して分析に使っています。
では、具体的に、どうやったらこれを分析することができるのか、私が調べてみた方法をまとめてみたいと思います。
SGを使って分析する方法1.エクセルで手作業で分析する
費用:(パソコンを持っていれば)0円
作業量:非常に多い
<分析できる項目>
・ショット別・アメリカツアープロに対して稼いだ打数 ○
・ショット別・スクラッチプレーヤーに対して稼いだ打数 ×
・ショット別・平均90のプレーヤーに対して稼いだ打数 ×
・ショット別ハンディキャップの分析 ×
・アメリカツアープロに対して稼いだパット数 ○
・スクラッチプレーヤーに対して稼いだパット数 ○
・平均90のプレーヤーに対して稼いだパット数 ○
・パーオン率・ボギーオン率のレベル把握 ○
・フェアウェーキープ率のレベル把握 ×
・自分のクラブ別の距離 ○
・GPS距離計測機能 ×
私が書籍「ゴルフデータ革命」でSGを知り、最初に分析していた方法がこの方法です。
分析できるSG指標はパットのみですが、パーオン率、ボギーオン率などもレベル別に分析できます。
やり方としては以下になります。
<最初に一度だけやること>
1.書籍「ゴルフデータ革命」に記載の平均パット数データをエクセルに書き写す
2.同書の中にある平均パーオン率、平均ボギーオン率データをエクセルに書き写す
3.ラウンド内容記載用シートを作り、何フィートからパット開始しそのパットが残り何フィートに止まったのかを全て縦に書き並べる欄を作る
4.その欄の右にvlookup関数を使って、稼いだ(損した)打数を算出する欄、パーオンとボギーオンを書く欄を作る
<ラウンドごとにやること>
1.全てのパットについて、何フィートからパット開始しそのパットが残り何フィートに止まったのかをスコアカードなどに記録しておく
2.エクセルに全てのパットの開始距離と止まった場所の残り距離を書いておく(カップインしたら止まった場所の残り距離は0)
3.パーオン、ボギーオンしたら、そのホールにはパーオン、ボギーオン欄に1と書いておく
4.パットで稼いだ(損した)打数の合計を集計する
5.パーオン率、ボギーオン率を集計する
この方法のよい点は、何といっても無料だという点です。
マイクロソフトエクセルを使うには、購入が必要ですが、類似の無料の表計算ソフトや、Googleドキュメントなどの無料の表計算用クラウドサービスを使えば無料で分析ができます。
一方、難点も多いです。
一つは、なんといってもめんどくさいことです。
このエクセルを作るのもめんどくさいですし、記録も、入力もめんどくさいです。
そして、SG指標で分析できるのは稼いだ(損した)パット数のみなので、SGを使ったショットの分析ができないという点が難点です。
私はエクセルを使って何でも分析するのが好きなのと、ゴルフデータ革命を読んで興奮していて早く自分のラウンドを分析してみたいと思っていたので、しばらく好んで分析していましたが、やはり時間と手間がかかりすぎます。
私は上記の他にももっと数式を組みまくって、ラウンドごとの比較が1枚のシートで一覧になっているシートを作ったり、パーオン率やボギーオン率がだいたいスコアいくつくらいのプレーヤーと同じくらいなのかを表示する数式を組んだりしていましたが、こういう作業が好きな人でなければ、まずvlookupでSGを出すところまでたどり着かないと思います。
最初に数式を組んでいた時は楽しかった私も、ラウンドのたびに色々なスコアを手作業で、しかもパソコンを立ち上げてエクセルに入力するのがめんどくさくなっていた私は、せめてもう少し楽に、そしてできればショットのSGも分析できる方法を探し始めました。
SGを使って分析する方法2:有料スマホアプリ「Golfmetrics(ゴルフメトリックス)」を使って分析する
費用:1ケ月なら$9.99、6ケ月なら$39.99、12ケ月なら$69.99
作業量:多い
<分析できる項目>
・ショット別・アメリカツアープロに対して稼いだ打数 ○
・ショット別・スクラッチプレーヤーに対して稼いだ打数 ○
・ショット別・平均90のプレーヤーに対して稼いだ打数 ×
・ショット別ハンディキャップの分析 ○
・アメリカツアープロに対して稼いだパット数 ○
・スクラッチプレーヤーに対して稼いだパット数 ○
・平均90のプレーヤーに対して稼いだパット数 ×
・パーオン率・ボギーオン率のレベル把握 ×
・フェアウェーキープ率のレベル把握 ×
・自分のクラブ別の距離 ×
・GPS距離計測機能 ×
このスマホアプリGolfmetrics(ゴルフメトリックス)では、プロやスクラッチプレーヤーなどとしか比較はできませんが、フェアウェーキープ率、サンドセーブ率、パー3・4・5別の平均スコア、パット数、平均ディスタンス、75パーセンタイルディスタンス、ショット別(ドライバーからショートパットまで12分類)のハンディキャップなども分析できます。
私が知る限り、SGを使ってショットを分析する方法としては、短期的にはこのアプリを使って分析するのが最も安いと思われます。
<最初に一度だけやること>
特になし
<ラウンドごとにやること>
1.全てのショット・パットについて、何ヤード(パットはフィート)のどんなライから開始しそのショット(パット)が残り何ヤード(パットはフィート)のどんなライに止まったのかをスコアカードなどに記録しておく
2.アプリにコース、ホール別のショット開始場所を記録して行く
3.ラウンドを選んで分析する
このアプリの話を友人にすると、だいたい「結構な金額するね・・・」と言われます。
しかし、私はショット別のSGが分析できるという点で、このアプリを非常に気に入っています。
ラウンドを選んで分析することもできるので、ホームコースのショットだけを集計して分析もできますし、たまにビジターで行ったコースだけで集計して分析することもできます。
また、ショット別のハンディキャップも出せるのですが、これがわかりやすくて非常に役立っています。
難点といえば、費用、記録と入力のめんどくささです。
結局、ショットごとに何ヤードのどんなライ(ティーショット、フェアウェー、ラフ、バンカー、リカバリー、グリーンの6種類)から打ったかを記録する必要があるのと、アプリに入力するのにも時間がかかります。
100叩いたら100回、90叩いたら(基本的には)90回、85で回っても85回はライと残り距離を書いて行かないといけないので、これがめんどくさいという人には向いていないと言えます。
また、スクラッチプレーヤーかプロとしか自分のショットを分析できないので、100切りや90切りが目標だというような人には、どのショットでも打数を損しすぎていてあまり参考にならないかもしれません。
私の場合、80台で回れたような日は、12分類中1つだけ、例えばバンカーだけとか、ミドルパットだけとかであれば、スクラッチプレーヤーに対して打数を稼ぐ(ショット別のハンディがプラスになる)ことができたショットがあることがあります。
これくらいのレベルであれば、分析結果としても有益ですし、イメージ作りやモチベーションアップにもつながるのでオススメです。
なお、こちらのアプリは全て英語である点が最初は不安だったのですが、実際に使ってみるとアプリ内に登場する英語はほとんどがゴルフ用語なので、英語が原因で苦戦することはほとんどなく使うことができています。
SGを使って分析する方法3:ショットトラッキングツール「Game Golf Live」を使って分析する
費用:1万~2万円前後(変動あり)
作業量:少ない
<分析できる項目>
・ショット別・アメリカツアープロに対して稼いだ打数 不明
・ショット別・スクラッチプレーヤーに対して稼いだ打数 ○
・ショット別・ハンディ10のプレーヤーに対して稼いだ打数
・ショット別ハンディキャップの分析 不明
・アメリカツアープロに対して稼いだパット数 不明
・スクラッチプレーヤーに対して稼いだパット数 ○
・ハンディ10のプレーヤーに対して稼いだパット数 ○
・パーオン率・ボギーオン率のレベル把握 不明
・フェアウェーキープ率のレベル把握 不明
・自分のクラブ別の距離 ○
・GPS距離計測機能 ○
今は自動(やほぼ自動)でショットを記録してくれるギアがあるので、それらを使って分析するのも手の一つです。
中でも有名なものの1つがこの「Game Golf Live」であるようです。
これはクラブのグリップエンドのところにつけるGPS付き計測器と、それを読み取るための腰につける用の機器がセットになっています。
<最初に一度だけやること>
1.グリップエンドにGPS距離計測器(タグ)を埋め込み、クラブ番手を登録しておく
2.集計する機械(本体)を充電しておく
<ラウンドごとにやること>
1.本体を腰につけてラウンドスタート
2.毎ショット打つ前に、グリップエンドにつけたタグを本体に近づけてショットする
上記をすると、あとはどのクラブで何ヤード飛んで残り何ヤードのどんなライに落ちたかを計測してくれます。
今出ているの「Game Golf Live」は2代目で、初代は「Game Golf Classic」と呼ばれているようですが、初代にはなかったGPS距離計測機能があります(ただしスマホにデータを飛ばしてスマホで表示するので、いちいちスマホを出すのがめんどくさいという人もいるようです)。
どうやらSG(ストロークスゲインド)は計測できるようで、しかも口コミを見て行くとスクラッチプレーヤーやハンディ10の人などとも比較できるようです。もしかしたら、他にもプロや、アベレージ100の人など、様々な指標と比べられるのかもしれません。
アメリカでは公式な試合などでも持ち込みできるようです。
あとはネックと言えば、タグが落っこちてしまったら使えなくなってしまうので、それに気をつける必要があることでしょうか。
また、口コミを見ていると、腰につけた本体にこれから打つクラブを認識させるのを忘れやすいことがあるようです。
ただし、以降に紹介するギアを見て行っても、常に完璧に集計できる機械はなく、いずれも後で手作業で修正等を加える必要があることから、「どうせどの機械を使っても後から手作業で修正を加えるんだから、たまに忘れてもいいか」くらいの気持ちでいたほうがよいのかもしれません。
このGame Golf Liveもラフで打ったショットがフェアウェーから打ったことになっていた、などの集計漏れもあるという口コミがありました。
対応しているコースもかなり多いようで、私がよく行く沖縄のゴルフ場は全て網羅されているだけでなく、米兵向けのショートコースなどもかなりの量が網羅されていたのはすごいと思いました。
なお、2018年6月時点では日本語でのサポートサイトがないため、購入後も英語を読みこみながら操作するという使いづらさはあるようです。
また、GPS距離計測機能はスマホを使って見る仕様になっているので、電話持ち込み禁止の大会などではGPS距離計測機能は使えないことになります。
SGを使って分析する方法4:ショットトラッキングツール「Arccos 360」を使って集計する
費用:4~5万円
作業量:少ない
<分析できる項目>
・ショット別・アメリカツアープロに対して稼いだ打数 ×
・ショット別・スクラッチプレーヤーに対して稼いだ打数 ×
・ショット別・平均90のプレーヤーに対して稼いだ打数 ×
・ショット別ハンディキャップの分析 ○
・アメリカツアープロに対して稼いだパット数 ×
・スクラッチプレーヤーに対して稼いだパット数 ×
・平均90のプレーヤーに対して稼いだパット数 ×
・パーオン率・ボギーオン率のレベル把握 ○
・フェアウェーキープ率のレベル把握 ○
・自分のクラブ別の距離 ○
・GPS距離計測機能 ○
Arccos(アーコス) 360も、上述のGame Golf Liveと同じように、各クラブのグリップエンドにタグをつけて、そのスイングのデータを取り込んで分析するという機器です。
Game Golf Liveと異なるのは、これからショットするクラブを読み取らせる手間がかからない点と、腰に本体機器をつけるのではなくポケットに入れたスマホに読み込ませるという点です。
<最初に一度だけやること>
・グリップエンドにGPS距離計測器(センサー)を埋め込み、クラブ番手を登録しておく
<ラウンドごとにやること>
・センサーをつけたクラブで普通にショットするだけ
このArccos 360の魅力はなんと言っても、センサーを埋め込んでおきさえすれば、あとは勝手にデータを読み込んでくれて、無料のスマホアプリで分析できるという点です。
何かを書く必要もなければ、ショットごとになにかの作業をする必要もありません。
メーカーサイトを見ると「素振りか、ショットかも識別できる」とすら書いてあります。
これは魅力だと言えるでしょう。
ただし、口コミを見て行くとやはり完璧に集計できるというわけにはいかないようで、打ったはずのショットが記録されていないなどは起こるようで、後ほど修正する作業は必要だと思った方がよさそうです。
Game Golf LIveとArccos 360の両方を使ったことがあるという人の口コミを見て行くと、修正はArccos 360の方が多いという口コミがあったことから、作業量はGame Golf Liveと同じ「少ない」としました。
Game Golf Liveのタグは1g程度なのでクラブのバランスにはほとんど影響を与えないですが、Arccos 360のセンサーは電池が入っていて10gほどあるので、(私のようなレベルにはほとんどわからないくらいですが)クラブのバランスが変わってしまうという点も懸念にしている人がいます。
そして、Arccos 360はラウンド中はアプリを起動させた上でスマホを携帯していないと使えないので、電話持ち込み不可の大会等で使えないですし、「スマホはキャディバッグにしまっておきたい」という方には向いていないとも言えます。
ショット別のハンディキャップは出せますが、SGは見れないため、1打1打が上級者と比べて具体的にどれくらい打数を稼いだ(損した)のかの分析が出来ない点も難点と言えます。
網羅されているコースはかなり多い上に、依頼したらすぐに追加してくれるという口コミが多いです。
アップルウォッチと連動しているため、スマホを取り出さなくてもアップルウォッチで残り距離等を見ることが出来るという点は、Game Golf Liveにはない利点だと言えます。
SGを使って分析する方法5:アプリ「myRoundPro」を使って分析する
費用:サムスンスマートウォッチを使わなければ無料、スマートウォッチを購入する場合は2~4万円
作業量:サムスンスマートウォッチを使わなければ多い、スマートウォッチを使えばやや多い程度
<分析できる項目>
・ショット別・アメリカツアープロに対して稼いだ打数 不明
・ショット別・スクラッチプレーヤーに対して稼いだ打数 ○
・ショット別・平均90のプレーヤーに対して稼いだ打数 不明
・ショット別ハンディキャップの分析 不明
・アメリカツアープロに対して稼いだパット数 不明
・スクラッチプレーヤーに対して稼いだパット数 ○
・平均90のプレーヤーに対して稼いだパット数 不明
・パーオン率・ボギーオン率のレベル把握 ○
・フェアウェーキープ率のレベル把握 ○
・自分のクラブ別の距離 ○
・GPS距離計測機能 不明
テーラーメイドが開発したこのアプリmyRoundProはダウンロードと利用はなんと無料です。
ただし入力にかかる手間が多いのが難点です。
<最初に一度だけやること>
・特になし
<ラウンドごとにやること(サムスンスマートウォッチがない場合)>
1.myRoundProスマホアプリを立ち上げておく
2.毎ショット前に、今から打つ場所と使用クラブを記録して行く
<ラウンドごとにやること(サムスンスマートウォッチがある場合)>
1.myRoundProアプリを立ち上げておく
2.毎ショット前に、使用クラブを記録して行く
記録の手間が多い点が難点である上に、これをラウンド中にやろうと思うと記録のし忘れや、もっと大きな問題であるスロープレーにつながるという難点があります。
特にサムスンスマートウォッチを持っていない場合はどこから打つかも入力する必要があるので、かなりの迷惑になりかねません。
アプリの口コミを見ると、Google OlayでもApp Storeでも、アプリの不具合が多いとの口コミが多いようです。
myRoundProに対応しているサムスンスマートウォッチは2万円前後の「Fit2 Pro」と、4万円前後の「S3」があるようで、S3であればiOSにも対応しているようです。
そして、2018年6月2日時点ではApp StoreからはmyRoundProはダウンロードできないようになっているようです。
SGを使って分析する方法6:ゴルフナビウォッチ「ガーミン Approach® S60」とクラブトレッキングセンサー「ガーミンApproach® CT10」を使って分析する
費用:8~9万円
作業量:少ない
<分析できる項目>
・ショット別・アメリカツアープロに対して稼いだ打数 不明
・ショット別・スクラッチプレーヤーに対して稼いだ打数 不明
・ショット別・平均90のプレーヤーに対して稼いだ打数 不明
・ショット別ハンディキャップの分析 不明
・アメリカツアープロに対して稼いだパット数 不明
・スクラッチプレーヤーに対して稼いだパット数 不明
・平均90のプレーヤーに対して稼いだパット数 不明
・パーオン率・ボギーオン率のレベル把握 不明
・フェアウェーキープ率のレベル把握 不明
・自分のクラブ別の距離 ○
・GPS距離計測機能 ○
ランニング、サイクリング、ダイビング、登山などのGPSウォッチを手がけるGARMIN(ガーミン)はGPSゴルフナビウォッチも作っていますが、このガーミンからクラブトレッキングセンサーが近日発売予定であるようです。
クラブにトレッキングセンサーを設置し、ゴルフナビウォッチをつけてプレーをすれば、何とほとんど何もすることなくSGを使ってショットを分析することができるようです。
<最初に一度だけやること>
・グリップエンドにGPS距離計測器(センサー)を埋め込み、クラブ番手を登録しておく
<ラウンドごとにやること>
・センサーをつけたクラブで普通にショットするだけ
何かを記録する必要も、スマホを持ち歩く必要もない、Arccos 360と同じ、極限まで手間を排したギアだと言えそうです。
ゴルフ対応ウォッチだけだとチップショットやパットは記録できないそうですが、クラブトレッキングセンサーを使えばそれも記録可能だとのこと。
メーカーサイトには「位置やボールとの接触によって、グリーン周辺のチップショットを追跡しない場合があります。」とあるので、作業量はGame Golf LiveとArccos360と同じ「少ない」と書きましたが、GPSナビ業界の権威GARMINの新商品だけあって期待で来ます。
センサーをクラブ14本分なら36,000円、ゴルフGPSナビウォッチ「ガーミン Approach® S60」は45,000~55,000円になっているので、今回紹介した6つの方法では最も高価格だと言えます。
まとめ
・まずは試してみるというなら、上記2.で紹介した有料アプリ「Golfmetrics(ゴルフメトリックス)」の1ケ月分を試してみて、SGを使った分析に価値を感じるかを見てみるのがいいのではないでしょうか
・その上で今後も分析を続けたいし、入力が面倒だというのなら上記3.~6.を検討してみるのが良いと思います。私は3.の「Game Golf Live」が気になっています。
・「お金もないし、平均90のプレーヤーと比較がしたい、何よりエクセルが好きだ!」という私みたいな人(何人いるのか知りませんが)はエクセルも楽しいですよ。今後、このブログでも「SGエクセル」の作り方等公開できればと思います。
スマホアプリ「Golfmetrics(ゴルフメトリクス)」はこちら