ゴルフのブログ ~経営コンサルタントが頭でGolf攻略 ~by神谷奏六

運動神経悪い芸人並みに運動神経ゼロ、力もなし。ゴルフ歴10年でアベレージ100超えの経営コンサルタント・神谷奏六が、その運動能力不足を、データ分析と努力でカバーしてベストスコア71・シングルを目指すブログ。現在アベレージ83。

出張にトルネードスティックを持って行くと、本当に上手い人からアドバイスがもらえる 先週のゴルフ練習記録

私の最近5回のラウンドのアベレージは92.2、最近10回のアベレージは92.9、最近20回のアベレージは94.6、2018年のアベレージは96.7です。

 

1年以上前のアベレージが110前後、1年ほど前のアベレージが103~105、去年の年末頃、猛練習生活を始めたばかりの頃の2~3ケ月の間のアベレージが98.6だった頃から比べると、引き続きだいぶ上達している手応えがあります。

 

また、先週末の時点よりも最近5回のアベレージは落ちていますが、最近10回と最近20回のアベレージは向上しています。

 

そこで先週のゴルフの練習記録も書いておきたいと思います。

 

 

 

 

先週、5月20日(日)~26日(土)のゴルフ練習はラウンド2回、ドライビングレンジ1回(レッスンなし)、アプローチ練習1回,それ以外の日は出張先で素振りでしたでした。

 

・日曜:アプローチ練習場(片手アプローチ、バンカーショット、40~70ヤードの寄せ)、家でパターマット

・月曜:ラウンド

・火曜:素振り棒(TABATAトルネードスティック)で素振り

・水曜:素振り棒(TABATAトルネードスティック)で素振り

・木曜:なし

・金曜:ドライビングレンジ、家でパターマット

・土曜:ラウンド

 

アプローチ練習では砲台グリーン周りのミス確認とバンカーショット練習

先々週のアプローチ練習場での練習は好調だったバンカーショットを省いてしまいましたが、先々週のラウンドでまたバンカーが寄らなくなってきたので、先週のアプローチ練習場での練習はバンカーショットも練習しました。

 

また、ここ何ケ月かは短い寄せでのざっくりを避けつつ砲台グリーンで距離を合わせるために9Iで砲台の土手にぶつけて転がすアプローチを練習したり、ラウンドで試したりしていました。

 

ところが、最近はラウンドで手前のフェアウェーから転がすつもりがグリーンに直接落ちてしまい、オーバーすることが多かったため、打ち上げ砲台の下から色々なショットでピンに寄せる練習を中心にしました。

 

私のホームコースの美らオーチャードゴルフ倶楽部は打ち上げ砲台グリーンが多いため、ラウンド前日に打ち上げ砲台の下から様々なクラブで様々な場所を狙う練習は効果的だと感じています。

 

これをやる効果としては、砲台グリーン周りのどんな環境でどんな弾道が出てどんなミスが出やすいのかを頭に入れておくという意味で特に効果があると感じています。

 

仕事があっても「毎日スイング生活」を続けるためのアイテム

また、猛練習生活を開始してから約7ケ月が経過しましたが、この間で練習目標としていたことは「なるべく毎日スイングする」ということです。

 

ラウンドしていない日は練習で、ボールを打つ練習をしていない日は素振りで、というルールで、なるべく毎日ラウンドするという目標にしていました。

 

この週は月曜の昼から金曜の昼まで内地(沖縄ではない北海道・本州・四国・九州のことです)に出張だったため、素振り棒を持って出張に行きました。

 

私の愛用の素振り棒はTABATAの素振り棒「TABATA トルネードスティック」で、ボディーターン練習用のソフトタイプと、しなり戻り体感用のハードタイプの2本持っています。

 

 

更に、この「TABATA トルネードスティック」にはゴルフクラブと同じくらいの長さがあるロングタイプと、ゴルフクラブよりはだいぶ短いショートタイプがあります。

 

私はソフトタイプ(ボディーターン練習用)のロングタイプと、ハードタイプ(しなり戻り体感用)のショートタイプを持っていますが、内地への出張の際に重宝するのはショートタイプの方です。

 

このショートタイプはちょっと曲げるだけで普通の町歩き用のリュックに収納できるため、飛行機の手荷物検査の際のみ曲げて収納すれば手荷物持ち込みが可能になります。

(一度、曲げずにリュックからはみ出した状態で手荷物検査を通ろうとしたところ、「棒状のものは持ち込めない」と言われて預け入れするハメになりました。)

 

 

ロングタイプでも何重にもぐるぐるにとぐろを巻けば持ち込みはできるのですが、ロングタイプはこの時についた曲がり跡を直すのが面倒なのです。

(ショートタイプは手荷物検査を抜けた後で反対方向に曲げればすぐに戻りますが、ロングタイプはなかなかすぐにまっすぐになりません。)

 

そこで、今回もこのショートタイプの素振り棒「TABATAトルネードスティック」を持って内地への出張へ行きました。

 

 

私の出張のリュックサックは町歩き用目的・容量22Lのアークテリクス・アロー22というリュックで、出張用としては極めて容量不足ですが、町歩き用としては高さがあるタイプです。

 

 

私の出張中は、このアークテリクス・アロー22にパソコンと着替えと素振り棒と、あとは充電器やらケーブルやらWi-fiルーターやら小物を入れて持ち歩くのですが、このサイズのリュックだと素振り棒「TABATAトルネードスティック」が上にはみ出ます。

 

このデメリットはほとんどなく、グリップ側を出しておけば「バトミントンでもやってる人かな?」と思われることはありますが、ヘッド側を出しておけば誰からも何も言われません。

 

強いて言うとすれば、上述のように空港の保安検査場で折り曲げてしまう手間が増えることくらいです。

 

しかし、空港の手荷物検査というものはパソコンを出して別のトレーに置き、スマホも財布も出して、バックルの大きいベルトを外し、チケットを提示して、おまけにペットボトルの中身までチェックされるという、「そもそもめんどくさい場所」です。

 

なので、「素振り棒1本折り曲げる手間」くらい増えてもあまり抵抗感はありません。

 

 

素振り棒を持ち歩くだけで「教え魔」系シロウトを遠ざけ、クラチャン級に上手い人からアドバイスをもらえる

そして、出張に素振り棒を持って行くメリットと言えば、毎日素振りをできること以上に、(教え魔じゃなくて)ゴルフ上手な方にアドバイスをもらえることです。

 

 

ゴルファーの中には「教え魔」と言われる人がいます。

 

ラウンド中にたいして仲良くないのにショットの批評や指導をしたり、練習場で全く知らない人に対してショットの批評や指導をする人です。

 

私の経験上、こういう「教え魔」のほとんどはスロープレーでマナーが悪いプレーヤーであり、なぜかラウンド後の昼飯でも無駄に人をイラっとさせることを言う人な気がします。

 

しかも「教え魔」という人はアベレージもよくてせいぜい80台半ばくらいであり、これまで色々なシングルやそれ以上の方とラウンドさせてもらいましたが「片手シングル以上の教え魔」という方には会ったことがありません。

 

「教え魔」は、マナーも、プレーファーストも、スキルも、コミュニケーション力もけっこうしょぼいのです。

 

だから、私は「教え魔」は大嫌いです。

 

ところが残念なことに、これは沖縄あるあるらしいのですが、沖縄のゴルフ練習場には教え魔が多く、しょっちゅう私の打席に来て批判や指導をしてきます。

 

そして、これは驚くべきことに、沖縄の教え魔のターゲットになりまくっている私でも、私が素振り棒を持ち歩いている時においては、「素振り棒を使った練習法を教える中途半端なスキルの教え魔」という人には会ったことがないのです。

 

私の嫌いな「教え魔」とは、「クラブを持ってボールを打つ人に対しては聞かれてもないのに教えまくるが、TABATA トルネードスティックを持ち歩いている人には余計なことを何もしてこない」という性質があるようにすら思えて来るくらいです。

 

 

そして、ここからは素振り棒を持ち歩くメリットについてです。

 

素振り棒を持ち歩いているといわゆる「教え魔」系の人ではなく、本当に人間関係構築力と把握力、そしてゴルフ力の高い人からアドバイスをもらえるのです。

 

具体的には「仲はいいけど、敢えてゴルフの技術の話はこれまでしなかった。でも、そこまで(素振り棒を持ち歩くくらい)真剣なら、(片手シングル以上の俺と90台前半で喜んでいるお前とは)技術レベルの差も大きいし、少しアドバイスしてあげたほうがいいかもかな。」という方に出会うことが出来るのです。

 

今回も出張先で、これまで何度も商談を重ねていた方(実は若い頃はクラブのクラチャンを取ったことがあり、今年はシニアのクラチャンをとっていて、現在のハンディは1)に、TABATAトルネードスティックを使った素振りの方法をレクチャーしてもらいました。

 

・室内ではスイングが小さくなりがちだけど、バックスイングを大きく、トップでしなりを感じること

・スイング中にしなり戻りを感じること

 

というアドバイスと一緒に実演もしてもらいました。

 

これにより、その後の出張期間中は「充実した素振り練習だった」と思える素振り(自己満足の域はすぎませんが)をすることができました。

 

ハンディ1の人にアドバイスをもらう機会なんてなかなか手に入らないので、私としては貴重な機会でした。

 

 

私が猛練習生活をするきっかけとなった佐久間馨氏の著書「ゴルフは突然うまくなる」では、「パープレーで回る!と宣言する」ことの意義について、「パープレーで回ると宣言することによって、そのために必要な情報が自然と集まってくること」と解説しています。

 

では「なぜパープレーで回るために必要な情報が自然と集まって来るのか?」と疑問を抱く人は多いと思います。

 

これに対して、私は2つの意見を持っています。

 

1つ目は、「パープレーで回る!と宣言する」ことによって、本人が必要な情報を集めるようになるから、というものです。

 

これは佐久間馨さんも指摘しています。

 

 

そして、もう1つの意見は「宣言すると、周囲も応援しやすくなるから」というものです。

 

私は経営コンサルタントなので、「東証一部に上場する」「年商100億円の会社を作る」と毎日言っていながらも、その間、長いことめちゃくちゃ貧乏な生活を経験している人をたくさん知っています。

 

その中には、もちろんずっと貧乏な人もいますが、「あんなに貧乏だったあいつがなぜ?」と思われるくらいの奇跡的な成功を遂げ、結果的に東証一部に上場したり、年商100億円を達成した経営者の知り合いもいます。

 

以下は、両方見て来た私の意見です。

 

本人は貧乏人なのに年商100億円を達成しちゃうような方は年商10万円の頃から「年商100億円を達成する」と周囲に話していることが多いのです。

 

そして、本当に年商100億円を達成しようとしている人は、それに必要な行動を本当に真剣に探しています。

 

これを見た「既に年商100億円を達成した人」「年商100億円を達成する方法を本当に知っている人」は、これを見抜いて、「本当に年商100億円を達成しようとしている人」を援助します。

 

だけど、「既に年商100億円を達成した人」「年商100億円を達成する方法を本当に知っている人」は、「こいつの『年商100億』は、口で言った方がいいと言われたから言っているだけで、本当に年商100億円を達成しようとしているわけではない」という点を見抜きます。

 

そんな人にアドバイスしても時間の無駄ですし、「自分には無理」と言い訳がてら、「既に年商100億円を達成した人」「年商100億円を達成する方法を本当に知っている人」のアドバイスが(実施してもいないくせに)否定されることすらあります。

 

だから、「既に年商100億円を達成した人」「年商100億円を達成する方法を本当に知っている人」は、本気の人にはアドバイスしますし、本気でない人にはあまりアドバイスしないのです。

 

これが、ゴルフでも同じだと私は感じています。

 

そして、ゴルフの「既にアンダーパーを達成した人」「アンダーパーを達成する方法を本当に知っている人」が、相手の本気度を測る目安の一つが「リュックからはみ出た素振り棒」なのではないかと、何度も素振り棒を持って行って感じるのです。

 

上述のように私の2018年のアベレージは96.7ですが、出張先のホテルで素振り棒を繰り返して沖縄に帰って来て、最初のラウンドは89でラウンドすることができました。

 

マナーもスコアも悪い「教え魔」ではなく、本当にスキルのある「本気の人には本気のアドバイス」をしてくれる方からアドバイスをもらうチャンスが「TABATA トルネードスティック」持ち歩きによって得られると思います。

 

私も木曜日は打合せのスケジュール上、素振りタイムを入れられずにそのまま飲み会に入って寝てしまったのですが、土曜日には私なりのナイススコアを出すことができたのですから。