ゴルフのブログ ~経営コンサルタントが頭でGolf攻略 ~by神谷奏六

運動神経悪い芸人並みに運動神経ゼロ、力もなし。ゴルフ歴10年でアベレージ100超えの経営コンサルタント・神谷奏六が、その運動能力不足を、データ分析と努力でカバーしてベストスコア71・シングルを目指すブログ。現在アベレージ83。

レディースティーでラウンドすると気づきが非常に多く、メリットが驚くほどたくさんある ゴルフデータ革命を活用したプレー分析と対策

前回、バックティーからプレーしたところ106叩いてしまった記事を書きましたが、その次のゴルフでまた美らオーチャードゴルフ倶楽部に行った際、今度はレディースティーからのゴルフを試してみました。

 

結果、スコアは87。

 

いつか90切りを目指してやっていたところ、レディースティーとはいえ始めての80台、しかも突然90から3打も少ない87。これもなかなか希少価値のある分析のしがいのあるスコアですので分析してみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は何かを調べる際に雑誌を読むということはほとんどしません。(本はめっちゃ読みます。)

 

理由は、これまで色々なジャンルの情報を調べたことがありますが、どのジャンルにしても雑誌というものは、経験も考え方も立場も主義主張も異なる人たちの多種多彩な意見が、それらの前提には触れられずに混在しているため、その意見の背景を理解できないため、深い理解が難しいからです。

 

しかも、ほとんどの場合は玉石混合の意見が、比較もされずに雑多に書かれている、しかも誰向けの記事かも記載されていないので自分に合っているのかの判断がしにくい場合がほとんどだからです。

 

私は阪神ファンプロ野球観戦好きなので阪神タイガースの情報はよく集めますし、また一時期太っていた頃にダイエットについてたくさん調べた経験があります。

 

しかし、好きなプロ野球の雑誌を読んでも、ダイエットの雑誌を読んでも、自分が詳しくなってくると「そんな視点もあるのかな」とは思えても、「よくわかる」「考え方が変わった、進歩した」と思える情報に雑誌で出会えることはほとんどありません。

 

もしかしてたまたま自分に役立つ情報があるかもしれない、という考え方もありますが、そうであればそういう情報を提供してくれる人の本を大量に読めば、有益である確率が高い情報が手に入ります。

 

本であれば著者の経験・考え方・立場・主義主張も説明された上で、誰向けの話なのかや、意見の根拠なども併せて読むことができるので理解が深まります。

 

別に本に書いてあることだっていちいち信じることはしませんが、雑誌に書いてあることを信じるなんてテレビや新聞や匿名のネット情報を信じるよりとんでもないことだとすら思っています。

 

 

だからゴルフ雑誌もほとんど読まない(ゴルフ本は読みます)のですが、先日たまたま本屋に行った際にワッグル 2018年 4月号 [雑誌]という雑誌が置いてありました。

 

 

この4月号の特集は「これだけやれば80台はすぐに出る」というものだったので、私にしては珍しく、つい読んでみました。

 

すると、この中でプロゴルファーでありレッスンプロの中井学氏が以下のような意見を言っていました。

 

・80台を出したことがない人は、100が切れるレベルであれば、ショットを改善するよりショット以外を改善する方が80台を出すのは早い

・例えば、80台で回るイメージを持ってラウンドするだけでも効果がある

・そのためには一度レディースティーでラウンドし、80台でラウンドするイメージを持つだけでも効果がある

 

という意見でした。(「90切りしたければ、レディースティーで楽して80台を出せばいいじゃん」ということではありません。イメージを作りましょうということです。)

 

「よいスコアでまわるイメージを作るために、男性が一度レディースティーから回ってみるのは有益である」と言っている著名なゴルフ指導者は多く、説得力がありました。

 

そこでこの日は「80台でまわるイメージ付け」を目的にレディースティーからまわってみました。

 

結果的に始めて80台から回れたのでイメージができたのですが、それだけでなくデータが取れたことも収穫だったと感じました。

 

以下がそのラウンドデータの分析です。

 

 

この日のスコアは87に対してパット数は37パット、フェアウェイキープ率は42.9%でした。

 

この日、平均スコア90のプレーヤーに対してパットで損した打数は3.67打、スコアが87なので、ショットで6.67打も稼いだ計算となります。

1.パットについて

 

今回分析してやっぱり意外だったのが、パットでかなり大きく損していたという点です。

 

ゴルフデータ革命では2メートルから6メートルをミドルパットと定義していますが、この日もミドルパットがよく入り、数えたところ3回もありました。

 

稼いだ打数で順位付けすると

 

1位:4番で4メートルを1パット→0.94打稼いだ(こちらはパーパット)

1位:9番で4メートルを1パット→0.94打稼いだ(なんとバーディーパット)

3位:7番で2メートルを1パット→0.62打稼いだ

 

となり、これだけで平均90のプレーヤーに対して2.5打稼いでいます。

 

すごく稼いだイメージがあったのは、この日はインスタートだったので、午後に3回ミドルパットを決めたことから特によく決めた気がしていただけだったのかもしれません。

また、最後の9番は「このホールをボギー以内であがれば90切り」という状況で4メートルのバーディーパットを決めて87になったのが印象的だったので、パットを決めまくった気がしていたのかもしれません。

 

しかし実は、この日はミドルパットは13回あり、そのうち3回しか決めていません。外した10パットで損した打数と合わせると平均0.84打損していました。

 

ドルパットは「まあまあ」といったところです。 

 

それでは、どんなパットで損していたのか。

 

この日は、最近の課題だった「1メートルのパットを平均90のプレーヤー並みに6回中5回は入れる」という目標に対しては5回中4回入れているので、ほぼ目標達成していました。

 

1メートルのパットでは5回で0.15打しか損していませんし、OKと1メートルの間のパットを含めても1メートル以内のパットでは10回中9回決めているので、この10打の合計では平均90のプレーヤーに対して0.15打稼いでいるくらいです。

 

これで、どんなパットで損していたのかは明白になりました。

 

この日の課題はロングパットでした。

 

この日、6メートル以上のロングパットは7回あったのですが、1度も入らなかった上に、平均90のプレーヤーのデータと比較して外す距離が大きすぎるのです。

 

例えば、平均90のプレーヤーは10メートルのパットを平均して1メートルのところにつけます。

 

つまり、例えば私が10メートルのパットを1メートルにつければそのパットでは平均90のプレーヤーに対して損してもいないし稼いでもいない、1メートル以上につければその10メートルのパットで平均90プレイヤーに対して少し打数を損している、OKにつけるか1パットなら平均90のプレーヤーに対してその10メートルのパットで稼いでいる計算です。

 

それ以外の距離も、そこから平均何打ならプロや平均90のプレーヤーに対してどれくらい稼いでいるか(損しているか)、そこから残り何メートルまで寄せればどれくらい稼いでいるか(損しているか)が書籍「ゴルフ データ革命」には乗っており、それに基づいて集計すると私がこの日のロングパットの大外しの繰り返しでどれくらい平均90プレーヤーに対して損しているかがわかります。

 

結論としては、この日は7回のロングパットで3.66打損していました。これは1メートル以内で0.16稼いだのと比べて大きな損であるのは当然、ミドルパットで0.84打損したのと比べても大きな損です。

 

この日の私の7回のロングパットを、損した打数が多い順に並べると以下です。

 

1位:4番:9メートルのパットを4メートル外し

   →0.78打損した

 

2位:8番:9メートルのパットを3メートル外し

   →0.63打損した

 

3位:10番:8メートルのパットを3メートル外し

   →0.63打損した

 

3位:14番:8メートルのパットを3メートル外し

   →0.63打損した

 

5位:16番:8メートルのパットを2メートル外し

   →0.46打損した

 

6位:2番:14メートルのパットを3メートル外し

   →0.38打損した

 

7位:12番:7メートルのパットを1メートル外し

   →0.15打損した

 

これまでデータを分析していて、「ロングパットが課題」というデータが出たことはほとんどなかったのに、この日は突然の大叩きです。

 

なぜ、突然「ロングパットが最大の課題」というデータが浮上したのか。

 

その理由として、一つにはこの日、たまたまショートパットとミドルパットがよく入ったという可能性もあります。

 

しかし、この日に関しては別の可能性があります。

 

実はこの7つのロングパットのうち3つはバーディーパットでした。つまり、珍しくパーオンしてからのファーストパットが3回含まれているということです。

 

 

平均90で回るプレーヤーと比べて飛距離が出ない私は、ボギーオンになることが多いです。

そのため、パーオン狙いの人と比べて、ボギーオン狙いの時の私はグリーンを狙うショットをグリーン近くから打つことが多いため、ロングパットが普段はこんなに多くないのです。

 

また、このうち14番パー3の8メートルのパットは、ティーショットがグリーン左手前のバンカーに入ったため、セカンドがバンカーショットになり、そのバンカーショットがここに止まったあとの3打目となるパットなのですが、これまでこのホームコースの14番でこの左手前のバンカーに入れたことはありません。

 

なぜなら、この14番はレギュラーティーから見ると、レギュラーティーのすぐ先からグリーン左手前のガードバンカーすぐ左に向かってえぐれるように谷OBが続いているため、いつもはこのOBを避けて右のラフに向かってティーショットを打つのです。

 

ところが、この14番はレディースティーがOBゾーンの右側にあるため、(右から打つのでバンカー左のOBの方向に向かって打つリスクはあるのですが)レディースティーからピンを狙ってもショートして谷OBに入ることはないのです。

 

そこでこの日はピンを狙って打った結果、少し左に切れて初めてこのバンカーに入り、バンカーショットはピンから8メートルのところに止まりました。

 

普段、このホール右のラフからセカンドを打つ際は8メートル以内に寄ることが多いです。

 

 

つまり、レディースティーからプレーしたため普段より遠い場所からグリーンを狙い、それにより普段より遠い場所に落ちた結果として発生したロングパットが3回、レディースティーからプレーしたため普段は入れないバンカーからグリーンオンし、それにより普段より遠い場所に落ちた結果として発生したロングパットが1回あったのです。

 

全ての日のスコアを集計してみれば結果は明らかですが、この日のロングパットは「急にロングパットが崩れた」と捉えるのではなく、「普段からそんなに上手ではないロングパットを、レディースティーからプレーしたために多く打つことになった」と言えそうです。

 

レディースティーからのプレーはロングパットの実力を明らかにするチャンスでもあると言えそうです。

 

今後の対策としては、この日のような午前中の朝イチのラウンドの日は練習グリーンも空いていることが多いのでロングパットをもう少し合わせる練習をすることが重要と言えます。

 

ただし、午前中の朝イチのラウンドの日は、この日のように出発がギリギリになってしまうリスクも大きく、結果この日のようにやっぱり練習する時間がなくなってしまうこともあるというのも悩みどころです。

 

 

2.ショートゲーム(100ヤード以内のショット)について

 

 

この日、 3打であがった距離の中央値は17.5ヤードであり、これは100プレーヤーの数値より悪いくらいの数値だと言え、このデータを集計した全5回の中では最も短い(悪い)距離です。

 

この日は100ヤード以内から平均3.44打であがっており、90切りに向けての目標の「100ヤード以内は3打であがる」という目標に対して1日トータルで8打オーバーしています。

 

この8打からパットで損した3.67打を引くと、100ヤード以内のショットで4.33打損している計算になるため、100ヤード以内のショットにも課題があったと言えそうです。

 

この日、100ヤード以内で最も大きく損をしたのは7番の残り60ヤードのところにあるフェアウェイバンカーからのショットです。

 

これがシャンクして隣のホールに入ってしまい、隣のホールとの間には林があるのでそのショットは戻すだけになるのですが、これがグリーン手前のガードバンカーに入りました。

 

バンカーから2打打ってまだバンカーなので、このフェアウェイバンカーのシャンクは2打近く損している計算になります。

 

なお、最初のフェアウェイバンカーにはティーショットで入れているのですが、このティーショットはレギュラーティーからだと240ヤードくらい飛ばさないと入らないため、これも初めて入れました。

 

『普通~やや飛ぶほう』という人向けの罠はゴルフ場には多いですが、このような罠にひっかかってしまうというのもレディースティーからプレーした際によく起こることなのかもしれません。

 

 

この他にも、大きく損をしたショートゲームには以下があります。

 

・12番:15ヤードの奥ラフからのパターでの寄せが7メートルオーバー

・16番:20ヤードの花道からの寄せが8メートルオーバーし奥へ

・17番:花道から10ヤードの寄せが4メートルショート

・18番:15ヤードの寄せがトップ気味に入り奥15ヤードのラフへ

・1番:80ヤードからのショットが左のややこしいラフの凹凸群へ

・8番:ガードバンカーからのバンカーショットが9メートルにしか寄らない

 

傾向としてはバンカーショットと短い寄せのミスがやや多いでしょうか。

 

なお、この日には

 

・18番:上記のミスをした後のその返しの15ヤードが寄って0.5メートルに

・5番:グリーン横ピンから15ヤードの寄せが寄って1メートルに

・7番:上記のミスをした後のガードバンカーからのバンカーショットが寄って2メートルに

・9番:70メートルからのショットがトップしたのに結果オーライで4メートルに

 

というショートゲームがあり、これらではここから2打であがっているので多少打数を稼いでると思われます。

 

これらのトータルとして4.33打損しているくらいの計算だと言えます。

 

 

3.アプローチ(100ヤード以上のショット)

 

書籍「ゴルフ データ革命」の中では100ヤード以上のショット(ただしパー5とパー4のティーショットを除く)のことを、それがフェアウェイウッドで打とうがユーティリティーで打とうが直ドラで打とうがアプローチと呼んでいます。

 

今回、3打で上がった距離の平均は56.5ヤードです。

 

これは推測で平均75~平均80のプレーヤー並みの数値になってしまいます。

 

実際のスコアは87なので、何度かアプローチ(ドライバーを除く100ヤード以上のショット)が3打で入ったことで稼いだと言えます。

 

この日はアプローチから3打で上がったのは13番(130ヤード上りを6番アイアン)、15番(170ヤード打ち下ろしを4番ユーティリティー)、3番(125ヤードのティーショットを8番アイアン)の3ホールがあり、これが原因で3打であがった平均距離が伸びたと言えます。

 

一方、私の90切りプランの目安は

 

・ティーショットとアプローチの合計で、パー3とパー4は2回、パー5は3回でピンまで100ヤード以内のピンになるべく近いところまで運ぶ

・ショートゲームは3打で上がる

・なるべくボギーオン(エッジに乗ったらオンとカウント)し、乗らなければ寄せワン

 

です。

 

つまり、「パー3でパー」「パー4とパー3でアプローチから1パット圏にオン」「パー5のセカンドで100ヤード以内に到達」はそのアプローチで稼いでいる計算になります。

 

この日、「パー3でパー」は意外にも1回で

 

・3番:ティーショットがピンから6メートルにオン

 →6メートルから平均90のプレーヤーは平均2.02打でカップインするので、このティーショットで稼いだ打数は0.98打

 

というのがあります。

 

また「パー4とパー3でアプローチから1パット圏にオン」には

 

・13番:130ヤードから2メートルにオン

 →2メートルから平均90のプレーヤーは1.62打でカップインするので、この130ヤードアプローチは1.38打稼いでいる

・15番:170ヤードから3メートルにオン

 →3メートルから平均90のプレーヤーは1.79打でカップインするので、この170ヤードアプローチは1.21打稼いでいる

 

の3つがあります。

 

さらに、「パー5でアプローチから2打以内で100ヤードに到達」は

 

・17番:セカンドで残り40ヤードへ

 →これはレディースティーから打ったティーショットで1打目の距離を稼いだことが大きいのと、バンカーに入っているので稼いだ打数にはカウントしない

・4番:セカンドで残り50ヤードのフェアウェイへ

 →これもレディースティーから打ったティーショットで1打目の距離を稼いだことが大きいので、仮に0.3打稼いだものとしておく

 

これらの合計で3.87打稼いでいる計算になります。

 

 

一方、「ティーショットとアプローチでピンまで100ヤード以内」が目標なのでパー4で3打以上、パー5で4打以上、パー3で2打以上かかって100ヤード以内に到達した場合、そのアプローチでは損をしていると言えます。

 

この日は

 

・11番:ティーショットはよかったけど、フェアウェイウッドで2回失敗し、3打で100ヤード以内に届かず

 →この2打のアプローチで1打損した

 

というアプローチによる損があるだけです。

 

つまり、この日はアプローチによって2.87打稼いでいる計算になります。

 

これらのうちレディースティーだったことによって稼げた打数は3番のパー3を、同じティーグラウンド台のいつもより10ヤード短い距離から打てたというだけです。

 

損した1打もこの3打目のアプローチは残り120ヤードくらいにつけているので、「ほぼ100ヤード」とみなすと大きなミスではありません。

 

この日のアプローチはレディースティーを抜きにしてもかなりよかったと言っていいと思います。

 

 

4.ティーショットについて

 

この日はパット以外で6.67打稼いで、そのうち100ヤード以内のショットで4.33打損し、アプローチ(100ヤード以上のショット)で2.87打稼いでいるので、残りの(パー4とパー5の)ティーショットでなんと5.21打稼いでいる計算になります。

 

これはもうほとんどレディースティーの恩恵でしょう。

 

パー4なら100ヤードまで2打で行けばよい目標にしているので、ティーショットで100ヤード以内の3打で上がりやすい場所に打てればそれで1打稼げるのですが、そんな「ビッグティーショット」が

 

・10番で残り60ヤードの左ラフへ

・16番で残り20ヤードの花道へ

・18番でグリーン周り残り15ヤードへ

・9番でフェアウェー残り70ヤードへ

 

の4回飛び出し、これで4打以上稼いだ計算になります。

 

18番は左OBの左ドッグレッグでティーショットからショートカットしようと思うとレギュラーティーからだと300ヤード必要であり、セカンドも谷越えであるため普段は迂回して3オン狙いなのですが、この日はレディースティーからだと打ち下ろし220ヤードでグリーンまで届くため、ティーショットでグリーンが狙えたというコース状況を加味すると普段よりは2打近く稼いでいると思われます。

 

9番は(セカンドはトップして結果オーライのオンですが)これがバーディーになっているので、このホールだけで2打稼ぐことにつながりました。

 

レディースティーの恩恵以外にもドライバーは安定していた方で、ミスらしいミスもほとんどなし。

 

ティーショットでミスがあるとすればは1番でドライバーを右の林のグリーンが狙える場所に入れたのと、5番の右のラフの傾斜が急な場所に入れたこと、6番でガードバンカーまで届いてしまってバンカーに入れたこと、7番の残り60ヤードのバンカーに入れたという「ややミス」があったことくらい。

 

しかもこの「ややミス」は4回とも100ヤード以内につけているため、「この4つのティーショットで距離で4打稼ぎ、落とし場所で2.79打損し、結果この4つのティーショットで1.21打稼いだ。」と考えると、前述の「ビッグティーショット」4回と合わせて5.21打稼ぐこととつながると思われます。

 

ゴルフには「ドライバーが飛べばセカンドは短いクラブを使える回数が増えるため、スコアは良くなる」という説と、「ドライバーの飛距離が伸びるとその分OBやペナルティーに入るミスが増えるため、一概に飛距離を伸ばせば良いとは限らない」という説があります。

 

これについて、ゴルフデータ革命ではアマチュアとプロのビッグデータをもとに、ドライバーとスコアの関係について、後者の説(飛べばいいわけではない説)は当てはまらず、プロもアマチュアもドライバーは飛距離が伸びた方がスコアはよくなることを統計的に立証しています。

 

この日の私のプレーはまさにそれが現実に起こった形と言えます。

 

確かに「ややミス」もありましたが、それでも平均90のプレーヤーに対してこのドライバーの「ややミス」でスコアを稼いでいることになり、更にそれ以外のドライバーで大きくスコアを稼ぐことができました。

 

「レギュラーティーとレディースティーの差くらいドライバーの飛距離を伸ばし、その時のショットのブレが今の私くらい」であればスコアは大幅に稼げることが確認できたのもレディースティーからプレーした収穫だったと言えます。

 

 

この日のパーオン回数はなんと8回でこれは推定平均75~80のプレーヤーのパーオン回数で、ボギーオン回数も15回と推定で平均80~85のプレーヤーのボギーオン回数でした。

 

私はゴルフ上達のためには練習を続けることが大事で、そのために「ゴルフが嫌いになることにつながることはなるべくしないようにする」ということを意識していますが、「気持ちよさを通じてゴルフを好きになる」という効能でもレディースティーで回るのは非常によかったと思います。

 

中井学さんに感謝です。

あと、浅学で雑誌のことをボロカス言っていたことも、ワッグルさんに謝らないといけないと思いました。

 

 

Amazonでゴルフ雑誌「ワッグル」を探す

 

 

ゴルフ データ革命